Lenovo ideapad 310-15ISK 80SM017JJP デスクトップ画面が出ない

 

Lenovo ideapad 310-15ISK 80SM017JJP HDD故障+液晶割れ

Windows10搭載モデルで2017年1月発売の比較的新しいパソコンです。
液晶が割れていて外部出力でモニターに映してお使いだったとのことですが、真黒な画面にマウスポインタのみ出て操作ができないという症状で持ち込まれました。

症状・液晶割れ&OSが正常起動しない

見事に亀裂が入っていますね。
全く明るくもならず、完全に割れてしまっています。
最初は外部出力もできなくなったとお聞きしていましたが、よく確認するとマウスポインタは出ていたため外部出力がされていないわけではありませんでした。
こうなってくるとOS側の問題ですね。

分解・ボトムケース取り外し

早速HDDを取り外して診断を……と思ったのですが裏面側にバッテリーのないタイプです。
どうやら中にある模様。

まず蓋を留めているネジを外します。
左下の蓋の下にHDDがありました。

更にネジを外します。
封印シールの下には大抵ネジがあるのですが、今回はありませんでした。
嫌らしいですね。
ネジを外した後はキーボードとトラックパッドのフラットケーブルを外します。
今回は液晶の交換も行ったため、液晶からから伸びているWi-Fiケーブルも外す必要がありました。

キーボードごと上側を取り外すとようやくバッテリーのケーブルを抜くことができます。

HDD取り外し・注意状態

HDDを取り外して診断ツールにかけると注意状態でした。

Windows10の場合ドライバーが当たらないことによって症状が出ることもあるのですが、今回はHDDのエラーが原因ですね。

メモリーはエラーがありませんでした。

分解・上半身取り外し

液晶を外すためにはマザーボードを外す必要がありました。

各種ケーブルを抜いたうえでネジを取り外します。

するとマザーボードの下にネジが隠れていました。
これを外すことによってようやく上半身を外すことができました。

修理・上半身交換&HDD交換・OSインストール

ベゼルと液晶が両面テープで貼りつけられている上に強固なツメで留められており、外すのは至難の業でした。
今回は色違いでベゼルがついたままの上半身が手に入ったため、そちらと交換します。

多少色は違うものの出力も確認し問題ありませんでした。

HDDは蓋側にスポンジがついていて薄型(7mm)でないと入らなかったためそちらで対応します。

リフレッシュパックを施し、内外清掃を行います。
HDDのデータは救出できたもののリカバリーをすることができなかったため、Windows10のクリーンインストールを行いました。
グラフィックドライバーのみ公式サイトからダウンロードしたものでも元のHDDから救出したものでもインストールができなかったため、Intelのサイトからダウンロードしたものを使用。

修理完了・返却

内外清掃を行い、機能の確認をしてから返却です。

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