リフレッシュパックについて

なんだか動作が重い、固まる、OSが起動しない……。
理由としてはウイルス感染していたり、HDDやSSDがエラーを抱えていたり、Win7や8.1から10にアップグレードしたことによる不整合だったり……などさまざまです。

こんなとき、当店では「リフレッシュパック」をおすすめさせていただくことが多いです。
では「リフレッシュパック」とはなんなのか?
今回はそれを説明します。

1.パソコンの初期化

これは工場出荷状態に戻す、という意味です。
買ったときの状態に戻すことで、環境の再構築は必要になりますがウイルスもエラーも一掃して綺麗になるため、快適に使えます。

※これにはリカバリーメディアが必要となることが多いため、こちらの記事をご参照ください→リカバリーメディアのお話

リカバリーメディアが使えない場合はWindowsをゼロから入れる「クリーンインストール」を行います。
ただしこれはメーカー付属のDVD視聴ソフトなどがすべてなくなりますので、注意が必要です。

2.不要なアプリやガジェットの削除

メーカー製パソコンに最初から入っている、使わないであろうソフトのアンインストールを行います。
体験版のソフトやよくわからないメニューなど、こういったものは動作の妨げになるので削除。
このときに勝手に立ち上がる自動起動のソフトウェアもできるだけ停止します。
目に見えて立ち上がりやその後の動作が速くなっていくため、この作業が個人的には一番好きです。

3.デバイスドライバーやアプリのアップデート

デバイスドライバーというのはパソコンを動かすために必要なソフトのことです。
古いままだとバグを起こしたりセキュリティ的な不安が残ったりする可能性があるため、最新版へのアップデートが必要です。
メーカー製ソフトにもアップデートは行われるため、定期的な確認をすることをおすすめしています。

4.OSのアップデート

重要な作業ですね。
1番目の作業で工場出荷状態に戻るため、ものによっては4~5年前の状態に戻ってしまいます。
Windows Update、Microsoft Updateを使って現在の最新の状態までアップデートします。
もし工場出荷状態がWindows8であればサポートが切れているため8.1へ、といった作業ももちろん行います。

長くなったので今回はこの辺で。
次回に続きます→リフレッシュパックについて その2/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA