iMac 2013Late 21.5 HDDエラー・SSD換装

iMac 2013Late 21.5inch 動作が遅い・タバコによるホコリ詰まり

とにかく動作が遅くて作業に差し支えるのでSSDに変えたい。

確かに起動も遅くてなかなか使えるようになりません。
特に必要なデータはないので、SSD交換と同時にOSも入れ直しをご希望です。

分解・タバコの汚れ

今回のiMac、お預かり時よりタバコのにおいがしています。
分解・開封する前から予想していましたが、内部もホコリとタバコで大変な状態でした。
開封して液晶パネルを取り外したところです。

見えているホコリはすべて茶色です。
拡大するとよくわかりますね。

FANを取り外すとこんな状態ですが、本当はすべてのフィンが詰まっていました。

8年もたっているとホコリはあって当たり前ですが、タバコのヤニで固まっているホコリはやっかいです。
FAN自体も開けて掃除をしておきます。

ひどくなるとFANも交換しなければならなくなります。
FAN以外の部分も掃除をしますが、ホコリはすべて茶色くなっていました。
ホコリ詰まりで廃熱が悪くなると、HDDや他の部品も寿命を縮めることとなりますので念入りに掃除していきます。

遅い原因はHDD故障・ウィルス有り

動作が遅いという問題の原因としてはHDDエラーがあることでした。

数値的にはそれほどでもありませんが、かなり劣化していて遅いようでした。
その上、ウィルス検査では「トロイの木馬」が検出されました。
遅いのはこちらも影響しているかと思われます。
Macだからといってウィルスにかからないわけではありません。

SSD交換・OSインストール

2.5インチのHDDが搭載されていますので、そのまま2.5インチのSSDに交換します。
変換マウンターなどもいらないので簡単ですね。

元HDDは1Tですがそれほどの容量はいらないとのことで、500Gを取り付けますが通常使用では充分な容量です。
使用中のOSバージョンは「10.15 Catalina」なので、Catalinaをインストールします。
作成済みのUSBインストールメディアから起動させて、領域確保・インストールをおこないます。
この時点では液晶パネルは貼り付けず、仮組みでおこなっています。

組み上げ・最終確認

インストールが終了して正常起動が確認できました。
SSDに交換しているので起動はかなり高速化されています。
機能確認してから、液晶パネルを専用の両面テープで貼り付けします。

ご返却時には起動スピードを確認いただき、タバコなどの注意点をお話ししました。
精密機械にはタバコの煙はよくありません。
できれば別の部屋での喫煙をお勧めします。

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