HP Pavilion DV7 起動30分で電源が落ちる

HP Pavilion DV7 熱暴走のため分解・清掃

Windows7のパソコンをWindows10にアップデートして使用していますが、使い出して30分ほどで電源が落ちてしまいます。

FANの音もうるさいので熱で電源が落ちているかと思われます。
10年近く前のパソコンですので内部清掃は必要でしょう。
FANに問題があると交換しなければいけませんね。

メモリーテストで100℃

最初に確認のためメモリーのテストをおこないました。
テストを初めてしばらくするとCPU温度が上がり、100℃に達しました。

10年前のパソコンは発熱も大きかったので、70~80℃程度の温度にはなります。
でも100℃超えはまずいので電源を切りました。
廃熱不良は間違いありません。

分解・清掃

FANの回転はしているようですがきちんと回っているかどうか確認も必要です。

分解は裏側の蓋を取るところから始めます。

HDDが2台取り付けられていました。

見えるネジを全部取り外し、キーボードも外します。

キーボード下のネジは2個ですね。
ケーブルを外してトップボードを取り外します。

FANが見えますが、FANの取り外しにはマザーボードも外さないといけません。
FAN本体を取ってみると、放熱フィンがホコリで完全に埋まっていました。
ここまでのホコリ詰まりは見たことがありません。

これなら100℃越えで電源が落ちても仕方ありません。
ホコリを取り除きFANもきれいにし、CPUグリスも塗り直します。
幸いFAN自体の回転に問題はありませんでした。

70℃ほどで落ち着いた

組み立てをおこない、もう一度メモリーテストをおこないます。
今回は70℃前後で落ち着きました。

この頃のCore i7はやはり温度高めですが、このくらいなら問題ありません。

機能確認

最後に、全体的な確認をして終わります。

今回はかなり重度のホコリ詰まりでした。
これだけのホコリが詰まるのは、ホコリを吸い込みやすい環境なのかもしれません。
ホコリと熱はパソコンの大敵です。
周りの環境にも気をつけ、内部の清掃もおこないたいですね。

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