DELL Vostro 3581 メモリーエラーによるOS破損

DELL Vostro 3581 メモリーソケット異常・バッテリー膨張・OSリカバリー

電源を入れると白っぽい画面が出てWindowsが起動しないとご相談です。
確認するとDELL SupportAssistの画面で、ハードウェアテストが始まります。

どうやらWindowsが見つからない状態のようですね。
SSD故障の原因が多いですが、今回SSDは正常でした。

分解・バッテリー膨張

裏側のネジを全部取ります。

DVDドライブを抜き取ると、ネジが2個ありますのでこれも取ります。

バッテリーコネクターを外してから右側のSSDを取り外し検査すると正常でした。

バッテリーには膨らみが見られました。

オーナー様に確認するとバッテリーの持ちは良くなかったそうです。
新品のバッテリーを発注しておきます。

メモリーテストで大量エラー

診断の一環でメモリーテストをおこなって見ると、大量のエラーが検出されました。

エラーが多すぎてテスト自体が異常終了しています。
起動できない原因はメモリーのエラーで間違いありませんが、メモリー自体は故障していませんでした。

メモリーのスロットを変更して再度のメモリーテストをすると、エラーは出ませんでした。

試しに元のスロットに戻すと、大量エラーが検出されます。
メモリースロット異常が確定しました。

OS起動は不能

メモリーを正常なスロットに差してOS起動を試しましたが、やはりWindowsは起動できませんでした。

SSDは正常なのでデータを救出してから、Windows10でリカバリーする事になりました。

データ救出は問題なくできました。

SupportAssist OS Recoveryでリカバリー

Bootメニューから「SupportAssist OS Recoveryでリカバリー」を起動してリカバリーをおこないます。

システムの復元を選択。

ローカルな復元でリカバリーが始まります。

リカバリーが完了したらOSのバージョン更新をしてから、各種アップデートをおこないます。

バッテリー取り寄せ交換

発注してあったバッテリーが入荷しましたので交換します。
組み立てて起動確認・バッテリーの充放電チェックをおこないます。

放電させてから100%充電を2回繰り返して正常が確認できました。
最終チェックが終わりご返却となりました。

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