東芝 B35/31MW Windows8.1・電源が入らない

東芝 PB35-31MSUWW B35/31MW バッテリー不良・SSD換装・Windows10インストール

Windows8.1のままで使用しているノートパソコンですが、電源が入りません。

バッテリーがあまり持たないためACアダプターを繋ぎっぱなしで使用しているそうです。
バッテリーが完全にだめになっていそうです。

バッテリーは外から外せるタイプだったので、その場で外してアダプターを繋いでみました。
するとすんなりと電源が入り、Windowsも起動しました。

バッテリー不良で給電が止まってしまうのは時々ある症状です。

Windows8.1はサポート終了します

起動できましたが、Windowsのバージョンが8.1です。
Windows8.1は2023年1月でサポート終了となります。
インターネット閲覧などをおこなうためにはWindows10に更新しないとなりません。

オーナー様とご相談の上、SSD換装・Windows10インストール・メモリー増設をおこなうことになりました。
バッテリーは装着すると電源が入らないため取り外しておくことになります。

まず、分解して診断をおこないましょう。

裏蓋のネジを全部外し裏蓋を取り外します。

HDDは正常でメモリー(4G)も正常でした。

SSD交換・メモリー 4G1枚増設

Windows8.1のサポート終了のためWindows10にしますが、同時に高速化でSSD換装とメモリーを増設します。
Windows10でメモリー4Gは少ないですね。

SSDは500Gの新品で、メモリーはDDR3の中古を取り付けました。
中古メモリーのテストもおこなっています。

Windows10クリーンインストール

当店ではWindows7や8.1のパソコンへのWindows10インストールをおこなう際は、基本的にクリーンインストールをします。
不具合率を下げるためですが、パソコン付属のソフトについては元環境からインストーラーを取り出して、必要なものだけを入れます。

クリーンインストール後、ドライバーインストール・アップデートと筆ぐるめやDVD視聴ソフトなどをインストールします。
SSDとメモリー増設でさすがにキビキビと動きます。

バッテリー取り外しのため日時設定が必要

バッテリーの劣化で電源が入らないため取り外しなすが、欠点が一つあります。
電源アダプターを一度外して、再装着すると電源投入時にエラーが表示されます。

「RTC battery is low.Press ENTER to set Date/Time.」
日付保持用バッテリーが少なく(無い)ので、日付と時間を設定してください、となっています。
東芝やHPのノートパソコンでは内蔵ボタン電池がないものがあり、バッテリーで設定を保持している機種があります。
今回のパソコンもこれに当たるので、バッテリーを取り外していると日時がリセットされてしまいます。

オーナー様はパソコンを持ち運ばず、電源アダプターをつなぎっぱなしで使用されていました。
アダプターを繋いでいるうちはアダプターから給電されているため、設定のリセットはされません。
持ち帰って初回に日時をセットしていただけば、その後は「RTC battery is low.Press ENTER to set Date/Time.」の表示は出ることなく使えます。

確認・ご返却

オーナー様に日時設定の方法をお伝えします。

BIOS設定画面のこの部分を選択して、キーボードの「+-」で変更をします。
その後「F10」で保存して再起動すると通常起動します。

SSD換装・メモリー増設・Windows10インストールで快適に使えますね。

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