起動時マルウエア対策のエラーで起動できない・Windowsの修復インストール
ウイルス対策ソフトのKasperskyのインストール中にトラブルになり、強制終了をした後から修復の繰り返しになった富士通のFMVWRA2B7。
起動時のマルウエア対策がおこなえずにエラーになっているようです。
klelam.sysはKasperskyの起動時マルウエア対策用ドライバーらしい。
そのファイルが破損して読み込めていない模様です。
セーフモードで起動できれば対応も出来るのですが、セーフモードでも同じように修復になってしまい起動が出来ません。
起動時マルウエア対策を無効にする
その中から「詳細オプション」を選択して「スタートアップ設定」を選択します。
再起動ボタンを押して「スタートアップ設定」に進みます。
通常のセーフモードなどを選択する画面ですが、「8)起動時マルウエア対策を無効にする」を選択するためにF8か8(テンキー不可)を押してマルウエア対策を経ずにWindowsを起動させます。
この操作でWindowsが起動してデスクトップが表示されました。
キーボード・トラックパッドの操作ができない
起動はできましたが、残念ながらキーボード・トラックパッドでの操作ができません。
Windows起動前は操作もできていたので、起動時にドライバーが読み込まれていないのでしょう。
USBのドライバーも読み込まれていないようで、外付けのUSBマウスやキーボードも使用できません。
こうなると起動の確認が出来ただけで一切の操作ができないと思いました。
でも、不思議にタッチパネルでの操作だけはできることが判明しました。
Windows10インストールディスクでの修復インストール
幸いにもDVDドライブ搭載機種のため、HDDの読み込みが出来ているならばSATA接続のDVDドライブも使用可能です。
DVDドライブにWindows10のインストールディスクを入れると、ディスクをきちんと読み込んでくれました。
タッチパネルでディスク内の「setup.exe」を起動させます。
Windowsが起動した状態で、同じバージョンのWindowsをインストールするのを「修復インストール」と言います。
破損してしまったWindowsを正常に戻す効果があります。
修復インストールは正常に進み、再起動すると正常起動が出来て操作も可能になりました。
「富士通 WA/2R 修復を繰り返す・klelam.sysの破損 1」
「富士通 WA/2R 修復を繰り返す・klelam.sysの破損 3」