Windows7のサポート終了での問題点など

2020年1月14日・昨日でWindows7のサポートがついに終了

Windows7は2009年9月にリリースされています。10年以上にわたり使われていたことになります。

Windows7のサポート終了に伴い、サポートされるOSはWindows8.1とWindows10のみとなりました。

Windows7の使用率は高かった

過去のWindowsで人気の高かったバージョンは、95・98・XP・7です。98以降は一つおきのバージョンが人気を博していました。
Me・Vista・8が不人気でしたね。個人的にはMeやVistaもそれなりの期間使用していて、特に使いづらいにとは思いませんでした。8は使いづらいと思いますが。
Me・Vista・8が不人気で98・XP・7からの移行が進まなかった為、Vistaや8の発売後にもダウングレードでXPや7を選んだ人が多かった事実があります。
WindowsXPのサポート終了で7に移行した人が多く、その上8発売後も7のパソコンが売れていたためにWIndows7の使用率は高かったのです。

Windows7へのダウングレードはサポート期間が不利である

Window8は2012年10月から提供されています。8自体はすでにサポートが終了していて、8.1にアップデートしての使用が原則です。
Windows8.1のサポート終了は2023年1月10日となっているので3年ほどが残っています。
Windows8の機種をダウングレードで7にした場合、使用できる期間が3年間短くなるのです。パソコン向けのソフト(OSも含む)は使用期間を考えれば、最新版を選んで購入した方がいいと思います。
Windows7へのダウングレードで買ったパソコンを、Windows10のパソコンに買い換える話を聞いたりもします。
ダウングレードしていなければ、まだ買い換える必要は無いのです。

Windows10は大型更新さえ行っていればサポート期間の終了はないとされています。
ただ、マイクロソフトの方針変更がないとは言い切れません。万一新バージョンのWindowsが販売されるとしたらダウングレードOSのパソコンは避けた方がいいと思われます。

Windows7をそのまま使用するには

Windows7Windows7のサポートは終了しましたが、使用そのものが出来なくなるわけでもありません。
起動も出来るし、ネットの接続や閲覧が出来なくなることもありません。「安全性の確保ができなくなるだけです。
ウイルス感染や情報漏洩の危険性が高くなるという意味なのです。
危険性を減らすためには、まずネット接続の回線を切断すること。WifiやLanケーブルの接続を解除しましょう。ネット閲覧をやめるだけでは不十分で、回線の接続そのものをやめるのが適切な対処です。
ウイルス対策ソフトなどもサポート終了OSの対応は順次打ち切っていきます。

回線接続を遮断した上(オフライン状態)で、写真の管理や文書作成・特定のソフトを動作させるような使い方であれば危険性はあまりありません。
他PCからのデータ受け渡しでウイルス感染する可能性は残りますが、オフラインであればデータ流出の危険性もほぼありません。

旧機種のPCでもWindows10に出来る可能性は高い

Windows7が正常に動作するPCであるならば、ほとんどの場合Windows10も動作します。
ただし、PCメーカーは動作を保証しませんので「自己責任」の範囲といえます。

参考
Windows10のPCメーカーによるサポート対応 前編
Windows10のPCメーカーによるサポート対応 後編

当店でWindows7・8.1のパソコンをWindows10のする場合には、Windows10のクリーンインストールを推奨しています。
元OSの環境を残したままWIndows10の上書きアップデートをおこなうと、パーティション構成が変更されたりして不具合を起こしやすくなってしまいます。
クリーンインストールの方が安定はしますが、ドライバーの導入などで少し難易度が上がります。
当ブログでもWindows10クリーンインストールの記事をいくつか載せてています。
ご相談いただければ対応可能です。

Windows7のままで使うか、Windows10にして使用するか選択をしていきましょう。
Windows7で使う際の問題点をご理解くださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA