NEC PC-VK17EAZCE キーボード入力不良・ドライバー調整

NEC PC-VK17EAZCE VK17E/A-E 中古購入PC ログインが出来ない

中古パソコンの即売会で購入したWindows10のパソコンが、起動はするがログインできないとご相談です。

2012年5月の発売ですので九年ほど前のパソコンです。
当然NECではWindows10対応を保証していませんが、きちんと調整すれば問題は無いはずです。
オーナー様のお話では、ログインできた時にも打っているキーと違うものが入力されていたと言います。

Windows10 32bit版でメモリーは2G

このパソコン、正規のライセンスシールは貼られています。
でも、Windows10の32bit版がインストールされていて、メモリーは2Gしか搭載されていません。

32bit版とはいえWindows10で2Gメモリーでは厳しいですね。

当店ならば、中古でも販売はしたくない機種となります。

USBキーボードでは正常入力可

USBの外付けキーボードを繋いでみると正常入力ができて、ログインができました。
機械的な不具合の可能性もありますが、ログインできたのでデバイスマネージャーを確認してみます。

未認識の機能自体はありませんが、正規のドライバーでないものがありそのうちの一つが「キーボードドライバー」でした。

NECの専用キーボードドライバーインストール

キーボードドライバーはNECのドライバーではなく「HIDキーボードデバイス」で認識しています。
ドライバー変更・再起動で一旦は入力可能となりましたが、再起動で元に戻りました。
やはり、正規ドライバーをインストールする必要があるようです。

今回、「キーボードドライバー」「サウンドドライバー」「SATAドライバー」の3つが正規ドライバーではなかったので、インストールをしています。

「NEC Note Keyboard with One-touch start buttons」「Realtek High Definition Audio」「Intel Mobile Express Chipset SATA AHCI Controllre」として認識しました。
SATAコントローラーは標準でも問題は無いと思いますが、念のため。

この処置でキーボード入力は正常となり、再起動後も問題なく入力できるようになりました。

Win Zip Driver Updater 削除

作業中に「Win Zip Driver Updater」が自動起動してきました。
ドライバーの自動アップデートソフトですね。
Windows10の場合、ドライバーのアップデートが必要な場合はWindows Updeteでインストールがおこなわれます。
自動アップデートソフトが誤検知で間違ったドライバーを入れてしまうケースもあるので、「Win Zip Driver Updater」は削除をしておきます。

メモリー増設

搭載メモリーが2Gで動作がもたついているので、2Gのメモリーを増設して4Gにします。
32bit版OSなので、4G弱までしか使用できませんが、元より快適な環境となります。
本来は、64bit版Windows10を入れ直すといいのですが、ソフト環境が必要なための処置となります。

キーボード入力は機械的な問題ではなかったため、比較的に短時間でのお返しとなりました。

中古パソコンは信頼の置けるショップでの購入をお勧めします。

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