DELL Studio 1749 電源ボタン破損

DELL Studio 1749 電源ボタンケーブル引き出し交換

DELL Studio 1749

液晶側の右下に電源ボタンが取り付けられています。
何かにぶつけたのでしょうか。
筐体が割れてボタンがぐらついて電源が入りません。
何度か押すうちに電源は入り正常起動しました。

診断・分解

HDDは2台載っています。

Cドライブのシステムドライブは正常ですが、Dドライブの2台目は若干のエラーが出ています。
今回は様子見でそのままとします。
メモリーも正常で電源ボタン部分の補修のみとなります。
分解はキーボード側を取り外します。

裏側のネジを一通り外した後、キーボード周りの黒いプラスチックカバーを外します。
爪で留まっていますので薄いへらで外していきます。
次にキーボードの上側のLED基板をとります。
キーボードは上部のネジ4つでとめられています。
キーボードを外して、その下ののネジを外せばケース上部が外せます。
アンテナ・電源・カメラ・液晶の各ケーブルは外してください。
写真がないのでわかりづらいですね。

電源ボタン・基板取り外し

電源ボタン部分を開けるには、液晶側アッパーケースのベゼルと液晶後ろのバックボードを取り外す必要がありました。
ちなみに、液晶はそのままで大丈夫でした。
ボタン周辺が粉々でボタンは元には戻せません。
取り出した基板がこちらです。

ケーブル継ぎ足し・ボタン接続

黒とオレンジのケーブルがスイッチのケーブルで、残りのケーブルはLEDですがつかなくても動作に支障はありません。
そのためLEDは無視します。
ケーブルカットの上でケーブルを継ぎ足し、外部に引き出します。
元ケーブルは非常に細くてすぐに切れそうで作業に手間取り一番の難関でした。
押しボタンを付けて完成です。

元ケーブルが細すぎて引っ張ると切れそうなので、引き出し部分はホットメルトで塞いで接着してあります。

起動確認

全て組立直して起動の確認です。
数回起動させて問題ないことを確認しました。

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