SONY VAIO SVF14NA1EN キーボードにお茶がかってキー入力が出来ない
ノートパソコンのキーボード部分にお茶がかかり約2週間。キーボードの一部が入力できずログインもままなりません。
幸い他の機能には問題が無いようで、外付けキーボードでは普通に使用が出来ます。
キーボードを取り外すにはほぼ全分解
裏蓋は10個のネジを取れば簡単に外れますが、6個のネジが隠しネジです。
キーボードは全く見えません。
HDD・バッテリー・マザーボード・IOボード・電源ジャック・液晶上半身部を全部外します。
マザーボードは水濡れ無く正常
金属のカバーががっちりと付けられていて、さらに金属カバーとキーボードの間の透明カバーがあります。
また、キーボードはバックライト付きのため、キーボード裏も反射シートで覆われています。
そのおかげでキーボード以外は正常でした。
キーボード交換のみの修理で済みそうです。
金属カバーを外す
キーボードは金属のカバーで覆われているので取り外さないといけません。
スピーカーを外した後、赤枠の部分のプラスチックの溶着部を削り取っていきます。
金属カバーを取ると、キーボードが取れます。カバーとキーボードがこちらです。
発注をしますが、見つかったのは日本語キーボードの色違いで黒色でした。
オーナー様に了解を取り、日本語キーボードを取り寄せます。
接着して組立
いったん仮組みで電源を入れてキーボードの使用確認をします。
これをやっておかないと、組み立ててから後悔することになりかねません。
分解時に金属カバーの溶着部を削って外していますので、今度は接着をしないといけません。
特殊な樹脂接着剤を使用して貼り付けていきますが、浮いてこないように注意して作業するためなかなか時間がかかります。
入力確認で日本語キーボードとして認識していないのが確認できていました。
デバイスマネージャーからキーボードドライバーを日本語キーボードに変更します。
これで、通常の日本語キーボードとして使用できるようになりました。
WiFi等の機能を確認してお渡しいたしました。