NEC PC-LL750ES6R LL750/E HDD故障・Windows10クリーンインストール
2011年5月発売でCore i7 2630QM 搭載のノートパソコン。
Windous10にアップして使っていましたが、黒い画面に青丸の待機マークで起動しません。
すでに10年が経過したパソコンですので、状況から見てHDD故障の可能性が高いと思われます。
Windows10の正式対応機種ではない
Windows7から無償アップデートでWindows10にして使用していました。
普通に使えてはいたようですが、NECではWindows10非対応機種の扱いです。
第2世代Coreシリーズで、IntelのWindows10対応表にも載っていません。
Core2Duo以降のCPU搭載パソコンならWindows10自体は動きますが、最近のWindows10では古い機種で一部機能が調整しきれない例が出てきています。
そのため、当店ではCore2および第1世代CoreシリーズのパソコンにWindows10をインストールする作業は取りやめております。
今回のパソコンは第2世代で、現状はWindows10インストールを受け付けていますが、第2世代・第3世代Coreシリーズはそろそろ厳しいかもしれませんね。
機械的にも10年超となると保障が難しくもなります。
分解・診断
Core i7搭載で当時の高性能機種のため、もう暫く使いたいしできれば動作を速くしたいと希望されています。
HDD故障の可能性が高いので検査をしていきます。
この頃の機種はメンテナンス用の蓋が簡単に取れるのでいいですね。
左下の蓋の中にHDDがあります。
取り外して検査をするとやはりエラーが検出されています。
SSDに交換・Windows10クリーンインストール
HDD故障が確定しましたので交換修理となりますが、この機会にSSDに交換して高速化を図ります。
2.5インチで500GのSSDに交換しました。
元々のOSはWindows7ですがリカバリーはせず環境を引き継がない形で、Windows10 v21H1のクリーンインストールをします。
旧機種にWindws10をインストールする場合は、クリーンインストールが基本となります。
ドライバー等調整
一般的にWindows10をクリーンインストールした場合は、アップデートをすればドライバーが自動でインストールされて機能を認識しますが、汎用ドライバーで認識することが多くあります。
そのままでも動きますが、やはりメーカードライバーをきちんと当てた方が良いのできちんと調整をいたします。
Windowsアップデートが終わりその他の調整も終わって最終確認です。
SSD交換で快適になりご返却となりました。