DELL Studio 1557 電源が入らない・マザーボード交換

DELL Studio 1557 LED点灯・エラー音4回で起動しない

初代のCore i7搭載のパソコンですから11年ほど前のノートパソコンですが、SSD化してWindows10が動作しています。
電源が入らないが、このまま使えるようにしたいとご相談がありました。

通常はこの年代のパソコンの電源が入らない場合、修理をせずデータのみの取り出しをご提案することが多いです。
ただ、今回はなんとかそのまま使用したいとご希望なので、修理診断をしていきます。

LEDランプが点いてエラー音が鳴る

電源ボタンを押すと、電源ジャック部のLEDランプは点きます。

その後エラー音が4回鳴ってからLEDランプが消えます。
調べると、エラー音4回はメモリー関係のエラーのようですね。
分解していきましょう

裏側のメンテナンス蓋を外すとHDDやメモリーが出てきます。

HDDからSSDに換装されていました。
SSDは特に問題が無く正常です。
メモリーを別のものに変えてみたり、挿す位置を変えてみても症状に変化はありません。
元のメモリー2枚を別パソコンでテストしてみると、メモリーテストは正常終了したのでメモリーの故障ではありません。

マザーボードまで分解

このパソコンの分解はキーボード側を取り外す必要があります。
先に裏側のねじは全部外しておきます。

キーボードの周りの黒いプラスチックの目隠しを取っていきましょう。
キーボード手前から外します。

キーボードはネジ2個を取って外します。
次にネジ10個を外し、ケーブル類を外します、
無線のケーブルが裏面に繋がっているので忘れず外します。

トップボードを外して、マザーボードが見えました。

マザーボード故障・交換

マザーボードまでアダプターの電流は流れています。
最終的な診断として、マザーボード故障という結論になりました。

上の写真の印の部分のねじを外し、ケーブルを取ってマザーボードを取り外しました。

今回はマザーボードの中古正常品が見つかりましたので、取り寄せて交換することになりました。
入荷後に交換して組み戻します。

同一仕様のマザーボードとCPUですが、元々がWindows7のパソコンですのでライセンス認証がされるかどうか心配でした。
でも、何の問題もなく認証されていたので一安心。
全体的なチェックの上で終了となりました。

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