MacBook Air 2010 Late 11inch データ救出

MacBook Air 2010 Late 11inch プログレスバーがとまり起動しない

起動しなくなってしまったMacBook Air 2010。
状況からいって修理は可能ですが、SSD故障だとMacの専用SSDを交換しないといけません。
ある程度の金額がかかりそうですし、8年も使用しているため修理はせずにデータ救出のみのご依頼です。

SSD不良

SSDを取り外します。この頃のMacbook AirのSSDはこれです。

最近、使用が増えてきている M.2のSSDに形状は似ていますが全く別物でMacの専用品です。
データの通信方式はS-ATAですので、変換をすれば通常のS-ATAとして使えます。

変換ボードを使用して、2.5インチのS-ATAハードディスクにコピーをしてみます。
元SSDはほかのMacにつないでも中身を見ることができませんが、コピーできるのでしょうか。

HDDにコピー後データ復旧

SSDは128Gですから普通なら1時間もかからずにコピーできるはずです。しかし、なかなか進んでいかなくて4時間以上もかかりました。
コピー済みのHDDをMacにつないでもデータを見ることができません。

そのため、データ復旧メニューに進みます。
HDDの中身をスキャンしてデータの痕跡を探します。幸いフォルダー構造が出てきてデータも復旧できそうです。

必要だった楽譜データが確認できます。お預かりしたUSBメモリーに取り出すことができました。

検証 SSD交換・OS10.13インストール

今回修理はしないのですが、検証のため仮SSDでOSインストールをしてみました。

最初は10.12 Sierraを入れようとしますがエラーで進めません。
それならばと、バージョンを下げて10.10 Yosemiteにしてみたらすんなりインストールできて起動しました。
ついで、10.13 High Sierraのインストールです。デスクトップにインストーラーをコピーして、アップグレードインストールします。
時間はかかりましたが10.13がインストールされました。

MacBook Air 2010 は10.13までの対応で、10.14にはアップデートできません。
修理さえすればこのまま使えそうですね。

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