Lenovo G580-2689 電源ジャック基板交換・Windows10インストール
ACアダプターをパソコンに挿したままでぶつけてから充電が出来なくなってしまった。
Windows7のままで使用しているノートパソコンです。
電源ジャック部をのぞいてみると、内部のピンがずれていますので破損は間違いないでしょう。
電源ジャックが独立しているタイプだといいのですが。
分解・確認
HDD・メモリー・Fan等のメンテナンスはこれで出来ますので、いい構造ですね。
マザーボードなどにアクセスするにはキーボード側を外さないといけません。
キーボードの下にネジが1個あります。
上蓋を外すと基板が見えてきます。
独立した基板・ジャック破損
電源ジャックはマザーボードとは別になっていますが、USB端子とセットの小さな基板となっていました。
赤枠の部分にあります。
取り外してみると、電源ジャックの真ん中にある電極ピンが割れて完全に抜け落ちていました。
交換するしか方法がありません。
交換用の部品(基板)は取り寄せで入手可能でしたので、入荷後交換をしました。
交換で無事電源が入りました。このタイミングで、メモリーテストなどのチェックをおこなっておきます。
Windows10インストール
OSはWindows7のまま使用されていました。
お子さんが使うのでそのままでいいとのお話でしたが、サポート切れのOSであるためインターネットの利用などは危険であることをご説明したところ、Windows10のインストールをすることになりました。
サポート切れのOS(Windows XP・Vista・7)のパソコンを使用する場合は、インターネットには繋がず単体(スタンドアロン)で使用しましょう。
Windows XPの修理の場合に、ネット接続しているパソコンはかなりの確率でウイルス感染しています。
今回もWindows10への正式対応機種ではありませんが、Windows10をクリーンインストールして調整をしていきます。
Windows10 v1909のインストールディスクを使い、中身を空にしたHDDにインストールをおこないます。
その後、ドライバーのインストールをおこないリフレッシュパックを施します。
Windows updateもおこなって最新状態にして完了。
これで安心してインターネット環境も使えるようになりご返却となりました。