Lenovo 330-15IKBR 言語選択画面になり起動できない

Lenovo ideapad 330-15IKBR Optainメモリーで領域破損・SSD換装

電源を入れると自動修復が始まります。

暫くすると詳細オプションを選択する画面ではなく、言語選択画面が表示されました。
回復ドライブで起動させるとこの画面が出ますが、通常では出てこない表示です。

Optaneメモリー搭載機種

ideapad 330-15IKBRはOptaneメモリーによる高速化をしているパソコンです。
過去の記事でも何度か取り上げていますが、最近Optaneメモリー搭載機種の起動トラブルが多くなっています。
キャッシュによる高速化機能は、基本的にRAID状態になっていますのでタイミングによりRAIDが壊れることがあります。
危険度と引き換えの高速化ともいえます。
内部を見ていきましょう。

裏面のねじを全部取り裏蓋を外します。

左側にHDDがあり、右上にM.2タイプのOptaneメモリーがあります。

機械的な故障はない

OptaneメモリーとHDDを取り外して検査します。
Optaneメモリー・HDD共に正常表示ですが、過去の記事と同じくHDDは「非互換」と表示されました。

RAIDがとんだ状態なのでWindowsでは認識できていません。
内部データの保全のため一旦HDDの全体コピーを取ります。
その後、HDDの情報のクイック消去をかけると、HDDが認識できました。
機械的な故障はありませんでした。

リカバリーデータ取り出し・リカバリーメディア作成

HDDのデータは通常では見えませんが残っていますので、データ復旧にかけることでデータが取り出せます。
今回、ユーザーデータは不要なので取り出すのはリカバリー用のデータです。
当然そのままではリカバリーには使えないので、実機を使った特殊な作業でリカバリーメディアを作成していきます。

リカバリーメディアはパソコン購入時にマニュアル通り作成しておく必要がありますが、作成済みの方はごくまれですね。
USBメモリーにリカバリーメディアが作成できました。

SSD 240G交換・リカバリー・調整

今後のことを考えてOptaneメモリーとHDDを取り外し、SSD単体に交換します。
Optaneメモリーがあった方が高速にはなりますが、SSD単体でも違いを感じ取れるほど差はありません。
作成済みのリカバリーメディアで起動させてリカバリーをおこないます。

その後はリフレッシュパック作業です。
OSアップデートや不要ソフト削除などで快適化していきます。
最後に機能確認の上で終了となります。

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