Lenovo ideapad 330-15IKB SSD換装・Windows11インストール
チェックディスクや修復を繰り返して起動できないLenovoのノートパソコン。
起動できなくなってからかなりいろいろ試しているそうです。
チェックディスクが繰り返される場合はHDD故障が疑われるので、電源を入れてはいけません。
特にデータが必要なときは何もせずにご持参ください。
HDD異常状態
分解前にBIOSを確認したところ、HDD自体は認識していました。
HDDの完全故障だとHDD名さえ認識していないことがあります。
裏蓋のネジを全部取れば内部にアクセスできます。
HDDを取り外して検査します。
作業用パソコンでは認識はしましたが「異常」の表示でした。
HDDのクローンを取るため専用機に繋ぎましたが、すぐに止まってしまい進んでいきません。
特殊クローン機でも同様でデータ救出にはクリーンルームでの開封処置が必要なレベルです。
データ救出も希望されていましたが金額の兼ね合いで取りやめ。
いろいろと試したのが徒となりましたね。
液晶側ヒンジネジ受け破損
分解時に気づいたのは液晶パネルの右側が少し浮いていて、ぐらつきを感じることです。
念のため液晶ベゼルを剥がしてみると、右のヒンジネジ受けが全損していました。
左側のネジ受けも一個は破損しています。
そのまま使用していたら両側全破損で外れてしまっていたと思われます。
成形剤を使用して左右とも固定しておきます。
ヒンジのネジも少し緩めて再発防止をしておきました。
SSD換装・Windows11インストール
HDDは完全故障で交換となるので、この機会にSSDに交換して高速化を狙います。
パソコンのCPUを確認するとWindows11対応が可能なパソコンでした。
Windows10のサポートも3年を切ったので対応できるパソコンでは、Windows11をインストールすることが多くなっています。
海外メーカーのパソコンはドライバーなどがほぼダウンロードできるので、クリーンインストールでも問題がありません。
Windows11インストール後ドライバーを当ててからアップデート調整（リフレッシュパック）をおこないます。
問題なく使えるようになりました。
SSDに交換しているので格段に早くなっています。
各種確認の上でご返却となります。
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