iMac 2014 Late 27inch Retina 5K 電源故障・交換

あまり使用してはいないiMac 2014 Late 27inchですが、電源ボタンを押しても反応が全くありません。

実使用時間は、HDDの使用時間で200時間ほどです。
パソコンも機械物ですから、使っていないから壊れないとは言い切れません。

液晶パネルをはがす

iMacは2012年モデル以降はDVDドライブなしの薄型で、画面は両面テープ貼りです。強力に貼り付けられていますのでツールを使って切りはがしていきます。

全く電源が入らないので、最初に試すのは電源の交換です。電源の故障率は割と高めですね。

HDDの下側にあるのが電源ユニットです。

左スピーカー・HDD・電源の順にはずす

最初にHDDの検査をしますが、この機種は左スピーカーの下にHDDの取り付けねじがあるので、スピーカーを外す必要があります。
電源ユニットを取るのにもスピーカーは邪魔になります。

HDDは正常ですね。

電源を交換

電源ユニットを取り外して交換してみます。

交換して仮組み後の電源ボタンを押したら、電源が入りました。
電源ユニットの故障が原因でした。
電源が入らない場合多いのは電源ユニット故障ですが、HDD故障やロジックボード故障の場合もあります。
ロジックボード故障な場合はなかなかやっかいで、修理も高額になってしまいます。
今回は電源故障でしたので、比較的に安価ですみました。

電源が入ったので、そのままメモリーのテストを行います。

外部のHDDからOSを立ち上げてみたら、問題なく起動しました。

組戻し・画面貼り付け

開けたついでに内部の清掃をしますが、あまり使っていないだけあってさほどホコリ詰まりもありません。
内部を組み戻した後、液晶パネルを両面テープを使って貼り付けていきます。
ずれないように気をつけます。
電源を入れたらOSも無事起動しました。
OSバージョンはSierra(10.12)ですね。

各種機能チェックして納品となります。