HDDレコーダー内の家庭用ビデオ撮影データ救出

SONY BDZ-FBW1000 HDDエラー・ビデオデータ救出

起動時にエラー表示が出て使用できないSONY BDZ-FBW1000 HDDレコーダーです。

エラーで起動できないので、テレビの録画データやオーナー様が撮影したビデオカメラのデータも見ることができません。
データが、レコーダーの中にしかなくてディスクに焼くこともできません。
ファミリービデオなどは撮り直すことができないので、レコーダーの中にしかないのは危険ですね。

エラー表示

エラーの表示は2種類出ます。
「E6101」と「SYSTEM ERROR」

これはHDDエラーがのために起動できないという表示のようです。

内蔵HDD故障

レコーダーを開けてみます。

SEAGATEのHDDが取り付けられていました。
SMARTチェックはやはり「注意」状態で、回復不可能セクターが発生していました。

エラーは発生していますが、HDDのセクターコピーは取ることが出来る状態でした。

データは暗号化されていて取り出せない

ほとんどの場合、HDDレコーダーのデータは暗号化されていて、データをそのまま取り出すことが出来ません。
著作権保護のため、単純にコピーが出来なくなっています。
そのため、ビデオデータの復旧をするにはレコーダー本体で再生できるようにする必要があります。
しかも、HDDのコピーが出来たからと言ってそのまま戻せば再生が出来るわけでもありません。

いろいろ手を尽くして再生できるようにしていく必要があります。

再生可能に復旧

復旧が出来て起動できるようになった状態です。

アンテナが繋がっていないので「受信できない」と表示されますが、起動して操作可能になっています。
この状態になれば、レコーダー内の「ビデオカメラデータ」をディスクに焼いていくことが出来ます。
HDDにエラーがあったので、全部のビデオが無事とは限りませんがある程度の復旧は出来るでしょう。

復旧出来ない場合もある

今回は運良くビデオカメラデータの復旧が出来ましたが、出来ない場合もあります。

レコーダーの電源が入らなかったり、HDD以外のエラーであるときは無理といえます。
また、著作権のあるデータの場合(テレビ放送の録画など)はそもそも救出を承れません。

家庭用ビデオカメラでの撮影データが、救出出来るかもしれないという内容となります。

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