DOSPARA BTOパソコン 電源・グラフィックカード故障
使用中に突然「ブツッ」となり電源が落ちてから、ファンが一瞬回るだけで電源が入りません。
このパターンは電源が怪しいですね。
順番に検証をしていきましょう。
電源交換で電源が入る
SSD・HDDは正常で、取り外しても電源は入りません。
次にメモリーを交換してみましたが変化ありません。
次におこなうのは電源交換です。
電源ユニットを仮の物に交換してみたら、電源が入りました。
電源が入らないのは電源ユニットの故障が原因でした。
モニター出力がされない
電源は入りましたが、グラフィックカードにモニターを繋いでも何も映りません。
マザーボードかグラフィックカードが怪しくなりました。
切り分けのため、グラフィックカードを取り外してマザーボード側のDVI端子にモニターを繋いでみました。
するとモニターが明るくなり、BIOSが表示されました。
もう一度グラフィックカードを挿してみると、やはり出力されなかったのでグラフィックカードも故障しているようです。
電源とグラフィックカードのどちらかが壊れたタイミングで、もう片方を巻き添えにしたのかもしれません。
両方のパーツを交換しての修理となります。
電源ユニット・グラフィックカード取り寄せ交換
BTOパソコンは基本的に自作パソコンと同じような組み立てパソコンですので、単体のユニットは汎用品に交換が出来ます。
電源は750Wを取り寄せします。
左が新品です。
グラフィックカードは世代が違いますが、性能的に近い物を取り寄せました。
こちらも左が新品ですが、新しい分小さくなっています。
最近は世界的なチップ不足に加え、グラフィックカード需要が大きくなっているために単価が高騰しています。
軒並み値上がりしていて高性能品は20万円越えとかもありますので、グラフィックカードの購入には時期が悪いですね。
交換・正常確認・ドライバーインストール
電源とグラフィックカードの交換で、通常通りBIOS表示も出来るようになりました。
Windows起動後デバイスマネージャーで確認をすると、グラフィックカードのドライバーが当たっておりません。