ドスパラ Galleria QF750HF HDD交換・Windows10クリーンインストール
電源投入をするとブルースクリーンが表示され、Windowsが正常に起動しません。
Windows7搭載機です。
修復を行っても起動せず、再起動を繰り返してしまいます。
症状
起動時にブルースクリーンが一瞬表示されます。
動画で撮影後切り取ると、「0x000000ED」のエラーコードがありました。
分解:HDD
ブルースクリーンエラーの「0x000000ED」はHDD故障を示していることが多いため、分解して診断を行います。
バッテリーを外し、4つのネジを取ると蓋が外せるようになります。
HDDが見えました。
マウンターのネジを2つ外し、HDDを取り出します。
一度蓋を閉めてメモリーのチェックテストを行い、こちらは異常がないことを確認しました。
HDDステータス:注意
使用時間は30000時間を超えており、代替処理保留中セクタが6000か所以上あります。
恐らくWindowsが起動していたときもかなり遅かったであろう数値です。
データが必要とのことなので保全に入ります。
通常の方法では難しく少々時間がかかりましたが、なんとか取り出すことができました。
Windows10クリーンインストール
Windows7はサポート期間が終了しています。
インターネットを利用されると仰っていたので、Windows10対応機種ではありませんがWindows10のクリーンインストールを行います。
Boot moodを「LEGACY」から「UEFI」に変更します。
更にSecure Bootを「Disabled」から「Enabled」に変更します。
Windows10のインストールを行います。
デスクトップ画面が表示されたあとドライバーを適用していき、すべての機能が使用できるようになりました。
今回はHDD交換の上でWindows10クリーンインストールを行うリフレッシュパックと、データ救出をご依頼いただくことになりました。
1TBのHDD交換を行う際に内部清掃も行い、組み上げて外部清掃を行ってから各種機能の確認を行います。
データ移行・返却
復旧したデータをデスクトップにフォルダーを作成した上で移行します。
返却時に確認を行っていただき、今回救出したデータを必ず複製コピー(バックアップ)していただくようお願いして返却です。
もし動作が遅い・フリーズを繰り返すようなことが起きている場合、近いうちにWindowsが起動しなくなる可能性があります。
そういった場合、お早めにデータバックアップを行ってくださいませ。
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