東芝 PT75DBS-BJA3 T75/DBS HDD故障・データ復旧とSSD換装
ノートパソコンが自動修復の後、起動途中の回転マークから進みません。
そのまま3時間待っても起動しないため、電源を入れたままでお持ち込み。
修復などで起動できないときに長時間そのままにしておくのは危険です。
HDD故障の場合は悪化しますしWindowsの破損にもつながるので、電源を切ってそのままご持参いただくのがよいかと思います。
分解・検証
裏返して分解しますが、最初にバッテリーを外しておきます。
バッテリーはレバーをスライドさせれば取り外せます。
裏蓋を外して内部を見てみると、ヒンジネジ受けが破損していました。
ヒンジは補修をしておきます。
HDDを外して作業用パソコンで検査するとエラーがかなり出ていました。
起動できない原因はHDD故障で間違いないでしょう。
HDDクローンコピー・データ復旧
データが必要ということで、HDDのコピーを取っていきます。
残念ながら通常コピーでは止まってしまったので、特殊機でのコピーに切り替えるとクローンコピーが取れました。
データ復旧をおこなってユーザーデータ取り出しができました。
データはお急ぎでしたのでUSBメモリーにコピーして、先にお渡ししました。
HDD交換・リカバリー
コピー済みHDDでリカバリーを試みました。
東芝のパソコンでのリカバリーは「0」キーを押したままで電源ボタンを押し起動させます。
「Toshiba Maitenance Utility」から「リカバリーウィザード」を起動させます。
リカバリーは正常に終了しました。
新品HDDにコピー・アップデート
最近はHDD交換の場合にSSDに交換して高速化を図ることが多いですが、今回は価格重視でHDDを選択されました。
スピードを重要視しない方向けではありますが、容量が確保できますね。
リカバリー直後はWindws10のバージョンが古いので最新バージョンにアップデートさせます。
一気にアップデートさせるため、当店ではUSBインストーラーを使い上書きインストールをおこないます。
この方が失敗しにくいのでお勧めです。
月例アップデートやドライバー・ソフトウェアのアップデートもおこないます(リフレッシュパック)
パソコンドック24本部サイトでもブログを公開中
こちらもご覧ください。