東芝 PT55URS-BWA3 T55/URS マルウエア感染・復元途中で電源を切ってしまった
パソコンを使用中に「パソコンを修正する必要がある」と表示が出たので、書かれている番号に電話をして遠隔操作をされた。
途中で不審に思い電話をきり、復元ポイントを使いWindpws10の復元を行った。
しかし、終わらないため電源長押しで強制終了をした後、「Recovery」の表示で起動しなくなった。
マルウエアに感染して電話をしてしまい、遠隔操作ソフトもインストールされたそうです。
OSの復元は正しい方法ですね。
OS破損・データ救出
OSの復元は30分程度で終わることもありますが、長い時には5時間近くかかる場合もあります。
その途中で電源を切ると、タイミングによってはWindows自体が破損してしまう危険があります。
OS破損により起動しなくなってしまったみたいですね。
分解はそれほど難しくはありません。
注意点は、バッテリーを取り外すのにネジを2個外す必要があることでしょうか。
HDDは正常でデータも無事なようなので、データを救出して保全しておきます。
HDDからのリカバリーが出来ない
この機種のリカバリーはBoot選択メニューから行います。
しかし「HDD Recovery」を選択してもエラーになりリカバリーが出来ません。
Windows10のクリーンインストールをしてもいいのですが、それだと「筆ぐるめ」などが無くなります。
そのためメーカーの元環境を取り戻すために、特殊な手順を取ってリカバリーデータからリカバリーメディアを作成します。
リカバリーディスク起動でリカバリー
独自手法で作成したディスクを使って、パソコンを起動します。
ここまで出来れば、後はそのままリカバリー・リフレッシュパックを施すだけです。
MS Officeも有効化してアップデートも終了。
救出済みのデータをコピーします。
返却時にはウイルス・マルウエア対策の書面をお渡ししの上、説明をいたします。
マルウエアは自衛するしかありません。
ご注意くださいね。