富士通 FMVA53C2RG 自動修復を繰り返す・Windows10をクリーンインストール
自動修復になり起動できない富士通のノートパソコン。
大学生のお子様が使用されていて、2年ほど前の購入品です。
今は大学でのレポートや遠隔授業に、パソコンは必須ですね。
データは不要でしたので、早速修理に取りかかります。
HDD完全故障
裏の大きめの蓋を外すだけでほとんどのメンテナンスが行えます。
手間がかからなくていいですね。
バッテリーを外すのもレバー一つだけです。
HDDを取り外して検査すると、診断ツールでもまともに認識できません。
これほど重傷なのに修復画面が出るのは、むしろ驚きます。
残念ながら、コピー専用機でも全く認識ができない状態でした。
SSDに交換
HDDのコピーがまったくできないため、リカバリー用データの取り出しもできません。
リカバリーデータだけでも取り出しできれば、リカバリーメディアを作成して新品HDDにリカバリーもできるのですが。
そのため、今回はWindows10のクリーンインストールを行うこととなりました。
今回の修理に当たって、スピードアップのためSSD換装とメモリーを8Gに増設のご希望をいただきました。
500GのSSDに交換しましたが、メモリーは元々8Gでしたのでそのままです。
Windows10のクリーンインストール
Windows10のクリーンインストールをおこないます。
クリーンインストールなので当然、元々付属しているソフトはなくなりますが、MS Officeは「マイクロソフトアカウント」の情報がわかっているので再インストールすることができます。
Windows10のインストールは作成済みのUSBインストーラーで行います。
クリーンインストールは順調に終了しました。
そのあと、ドライバーのインストールを近似機種のドライバーを流用しながらおこないましたが、最後に一つだけ不明なデバイスが残りました。
デバイスのIDから調べてみるとカードリーダーでした。
カードリーダードライバーだけが最後に残るのはありがちです。
少し苦労しましたが、DELLのサイトでドライバーが見つかり無事に使えるようになりました。
富士通など国内メーカーも海外メーカーのようにドライバーダウンロードできるようにして欲しいですね。
調整・機能確認
各種の調整をおこなってから機能確認をおこないます。
SSDになり起動も格段に速くなりました。
SSDの欠点として故障時のデータ救出が困難なことをお伝えし、バックアップをお願いしました。