SONY PCV-AC1N VGC-RM94US ブートデバイスエラー
Windows Vista世代でCore 2 Quad Q6600搭載のAVパソコンです。OSはWindows8.1をインストールされています。
なかなかスタイリッシュなパソコンです。
時々、最初に英語の画面が出て起動が出来ません。
AMIロゴ画面で止まる・電池切れ
ご自宅の時とは画面が違うようですが、注目点は日付です。08年10月01日となっていますね。CMOS電池切れで設定がリセットされたために起こっています。
F2キーを押せばBIOS画面には入れるとなっていますが、F2を押すと電源が切れてしまいます。まずは電池交換ですね。
電池はこの位置です。交換したらBIOSにも入る事が出来ました。
分解はわかってしまえば簡単
分解は簡単ですが、手順を知らないと壊しそうです。まず、前面のカバーを外します。
前から見たカバーの右側面に「PUSH REREASE」の文字があるところを押しながら手前に引きます。
前面右側のカバーはレバーを右にスライドすると左側が浮くので外せます。
HDDが2台入っていて、Windows8.1がインストールされているHDDがエラーになっていました。やはり、故障原因はHDD不良でした。
故障HDDをSSDに交換・システムごと移行
オーナー様のご希望で、HDDをSSDに交換の上でシステムコピーで環境を引き継ぎます。いったんエラーのあるHDDから正常なHDDにクローンを取ります。
開始オフセットなどを確認の上で、更にSSDにコピーをします。この時に「SSDに最適化」のチェックをいれてコピーするのがコツですね。HDDエラーがあったのでコピー後にエラーチェックも行います。
元HDDは250GだったのでSSDも250Gにしてサイズの統一をします。
電源を入れた後のロゴ画面が消えるまでの時間は変わりませんが、その後OSが起動するのは格段に早くなりました。
古くはありますが当時の高級機で4コアです。メモリーが4Gで少々少なめですが、OSが32bit版なので4G弱しか認識できません。増設しても無駄になってしまうのでそこは見送りです。
とはいえSSDで快適になったので用途次第ではまだ使えるでしょう。今後も頑張って欲しいですね。