SONY SVL241B17N FAN交換のご依頼
使用中に高負荷になるとガタガタと異音が出る一体型パソコン。
清掃で直る可能性もありますが、不安感があるということでFAN交換でのご依頼です。
裏カバーを外す
最初にスタンドの周りのプラスチックカバーを取り外します。これははめてあるだけなので、ヘラを差し込めば取れます。
スタンドとメモリーカバー取り外しの後で金属カバーも取り外します。
HDDではなくSSDが取り付けられていました。
赤丸部分のネジ2個と、写真はありませんが液晶パネルの下側に2個のネジがありますので取っておきます。
この後は爪ではめられているバックカバーを取り外すだけです。
FANの取り外し
FANを取り外すのにはマザーボード基板を覆っている金属カバーを取らなくてはなりません。ネジが多い上、2つほど隠されている物があります。
細かいネジも注意して外して取り外します。
FANは2個付いていて、ヒートシンクでCPU・GPU・映像処理チップの3ヶ所に繋がっています。
FANとその3ヶ所のネジ止めを取って外したのがこちらです。
FANの発注
FANは一見同じ物に見えますが、型番の末尾だけが違っています。よく見るとケーブルのコネクター形状だけが違いました。
本来はFANパーツだけを取り外して、洗浄・グリスアップをしてみるところです。それでだめなときはFANの交換をおこないますが、今回は洗浄はおこなっておりません。
たしかに、新品に交換する方が確実ですし再不具合は起こしにくいですね。
取り寄せ発注をしますが、発注先は中国でした。
最近の新型肺炎騒ぎに引っかかってしまったために、入荷に1ヶ月少々の日数がかかりました。無事に入荷したので良かったのかも。
清掃・組み立て
組み立ての前に全体の清掃をします。FANの調子が悪くなる原因の一つはホコリですので、念入りに掃除をします。
その後、ヒートシンク部にグリスを塗ってから組み戻します。ネジが多いので間違えないようにするのが大変です。
HD動画を数時間表示させて最終確認し、終了となりました。
