Ryzen9 5900X BTOパソコン マザーボード損傷・交換 2

マザーボード交換作業

使用されているマザーボードはASRock B550M Steel Legend でMicro ATXサイズです。
Micro ATXですが、メモリースロットは4本でM.2スロットも2本あってかなり詰め込まれた仕様ですね。

作業しやすいとはいえません。
完全に組み替えるため、外部で組み付けを行います。

元マザーボードからパーツの移植

すでに検証のためグラフィックカードやCPUは取り外していますが、写真はCPUを外す直前です。

CPU FANは外してあります。
ヒートシンクを外すにはFANを先に取ってから、ネジを外す必要がありました。
ヒートシンクはAMDのAM4ソケット用取り付け金具で取り付けられていますので、金具を付け替えなければなりません。
CPUの横にある金属の金具がそれです。
新しいマザーボードに取り付けておきます。

CPUも移植してFANまでを外部で組み付けします。

もう一つ、WiFiカードとアンテナ端子も移植しないとなりません。

アンテナ端子は付属していない

取り寄せたマザーボードにはアンテナ端子やケーブルは付属されていませんでした。
BTOショップでの独自仕様のようです。
付け替えますが、少し手間がかかります。

この部分のカバーを取り外す必要があります。
マザーボードを裏返して4個のネジを取るとカバーが外れます。

アンテナ端子はバックプレートにナットでネジ止めされているので、ナットを外して後方に抜き取ります。

新しいマザーボードでも同じようにカバーを取り外してからアンテナ端子を取り付けて、WiFiカードまでを取り付けします。

ケース組み戻し・Windows仮インストール

SSDの正常品もお預かりしているので、取り付けてからケースに組み付けます。
グラフィックカードを取り付けて、電源ケーブルを接続します。

今回、Windowsのインストールはオーナー様がご自身で行うことになっています。
しかし、最終的な確認のためにはWindowsの起動まで確認したいですね。

ということで、Windows10の仮インストールをして起動確認を行いました。

NVMeのSSDとRyzen9の高性能でOSインストールは驚くほど早く終了しました。

きちんと起動確認ができましたので、Windows10インストールメディアで立ち上げてパーティーションを全部削除してSSDを空にしておきました。

ご来店時に、BIOS内容の確認をしていただいてご返却となりました。

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