NEC PC-NS600RAW-2 キーボードエラー表示・キーボード交換
起動時にキーボードエラー「0101003: Keyboard Not Detected」が表示されたあと、起動はしますがログインパスワードが勝手に入力されてしまいます。
たまに正常入力出来る時もありますが、ログイン後でも「1」が勝手に入力されます。
キーボード不良の可能性が高いですね。
分解・キーボードケーブル差し直しで一時的に回復
キーボードコネクターをいったん取り外して導電材を塗って戻してみました。
するとキーボードエラーと誤入力は一時的になくなりました。
接触不良が原因かと思ったのですが、翌日になると症状が再発しました。
こうなると、キーボードを交換するしかありません。
キーボードは完全にリベット止め
キーボードを発注して入荷後に交換します。
キーボードはリベットで貼り付けられているので、取り外すのにかなり手間がかかります。
マザーボードを取り外します。
無線LANカードの下にネジが隠れています。
ケーブルとサブ基板も取っておきます。
キーボードを取り外す前に金属カバーを取り外しますが、これもリベット接着されています。
リベットの頭を削り取って外します。
金属カバーを外してみたら、明らかな飲料跡がありました。
お預かり時の問診票には水濡れは無しとなっていましたが、お子さんが飲み物をこぼしたのを内緒にしていたそうでした。
飲料濡れによるキーボード故障と判明しました。
キーボードのリベット止めもすべて取って、取り外しが完了しました。
キーボード入力確認・取り付け
キーボードを取り付ける前にケーブルを繋いで、入力確認をおこないます。
取り付けでは完全に接着しますので、やり直しができないため取り付け前の確認は必須です。
ログインやメモ帳での試し打ちも問題ありません。
キーボードと金属カバーを接着しますが、これが一番大変で時間もかかります。
取り付けが完了したら、マザーボードを取り付けて元通り組み立てます。
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