MacbookPro 2016 13 Functionkey 水濡れ

Macbook Pro 2016 13inch ファンクションキー 水没で電源が入らない

Macbook Pro 2016 にコップ一杯ほどの水をかけてしまいました。
最初は電源が入りましたが、3度目ぐらいに電源が入らなくなってのご相談です。

水がかかった翌日のお持ち込みでしたが、店頭では一旦は電源が入りました。
でも、キーボードの反応が悪いし起動後1分ほどで電源が落ちました。

水没は急ぎで処理が必要

何度も書いているように、水没の場合は時間をおかないことが重要です。
今回は24時間も経過していないので希望は持てます。
お預かりしたその日に分解に取りかかりました。
Macbook Pro 2016 13inch は内部構造は2017年のモデルと同じです。
分解は2017年モデルと変わりません。
裏蓋を開けたところ、はっきりと水濡れがありました。

バッテリーをはずす

最初にバッテリー端子を外さないとショート・感電の恐れがあります。
ネジを外して通電プレートを浮かせます。

基板をよく見ると、すでに少々の錆が出ていました。

分解後、洗浄

分解の順番。
スピーカー→ロジックボード→Fan→アンテナ→液晶上半身→トラックパッド→バッテリー となります。
バッテリーは両面テープ貼りなので一番やっかいですね。
その後、洗浄をします。

乾燥・ブラシで再処理・組み戻し

洗浄後、時間をかけて乾燥させます。
それから、再チェックの上でブラシを使い細部を処理します。
分解と逆の順番で組み立てます。

起動・チェック

組み立てた後、電源を入れてみます。

無事に電源が入り起動出来ました。
通常操作も問題がありません。
チェックの結果、キーボードのみ若干の問題が見られました。
数字キーの一部が反応が悪かったり、時々二重打ちになる時があります。
キーボード交換も可能ですが高価なので、そのままで様子を見て頂きます。

オーナー様の了解の上でのお返しとなります。

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