Macbook Pro Early2013 15インチ SSD故障

Macbook Pro Early2013 15inch フォルダーマークで起動しない

フォルダーマークが点滅して起動しないMacbook Pro。
フォルダーマーク点滅はOSが見つからないという警告です。

SSDやHDDが故障していることが多いです。
診断していきましょう。

SSD完全故障

裏蓋を取り外したところです。

バッテリーの左上に黒い板状のSSDがあります。
このSSDは同時期のMacbook Airと端子形状は同じですが、幅と長さが違っています。
取り付けの共通性はありませんが、SATA変換アダプターは同じものが使えます。

変換アダプターを使い作業用パソコンに繋いでも、何の反応間ありません。
通電すらしていない様子で、完全に故障していました。

M.2 SATA SSD 変換アダプター使用

このタイプのSSDは2012年から2013年頃の機種にしか使われていません。
金額を抑えるため変換アダプターにM.2のSSDを差して使いますが、アダプター自体があまりなく1種類しか見つかりませんでした。

M.2 SSDも通常サイズの2280は大きすぎて取り付けできないので、2242サイズのものを使用します。
2242のSATA SSDは種類も少ないですが、480Gを選択しました。

取り付けたところ無事認識したので、OSインストールをおこないます。

10.15 Catalinaインストール

データは不要なため、新品SSDにOSインストールをおこないます。

Macbook Pro Early2013にインストールできる最終バージョン、10.15 Catalinaをインストールします。
作成済みのUSBインストーラーで起動しますが、そのままではインストールできません。
何年か前に作成したインストーラーは、証明書の期限が切れているため日付の変更をしないと先に進めません。
「ターミナル」を起動して過去の日付を設定します。
今回は2020年1月1日1時1分に設定しました。

その後インストールを開始します。

OS更新・最終確認

OS 10.15 インストールが完了したので、10.15のアップデートをして最新状態にします。

Catarlinaがインストールできる最終OSのためこれ以上の更新はできませんが、しばらくは使用できると思います。
機能確認してご返却となりました。

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