Macbook Pro 2011 Early 15inch HDD故障・SSD交換
電源を入れるとシャリシャリと異音がします。
OSは起動せず、しばらくすると「ディスクユーティリティ」が起動します。
HDD故障・スクラッチ音
HDDを取り出して検査すると、いきなりシャリシャリと音がします。
ヘッドが擦れているような音で、クローンコピーもすぐに止まります。
オーナー様に話を伺うと、稼働中に移動させることがよくあるとのこと。
HDDの読み取りヘッドは髪の毛一本もない程度に浮き上がって移動をしています。
その状態でショックを与えると、簡単に盤面とぶつかり傷が発生します。
シャリシャリ音はその傷でデータが読めない音でしょう。
SSD換装・衝撃に強い
オーナー様は、HDDが衝撃に弱いことを知らなかったようですね。
SSDは可動部品がないので、衝撃に強いしスピードが3倍程度速くなる。
SSDを一度使用するとそのスピードに魅了されます。
しかし欠点がないわけではありません。
SSDが壊れるとデータ復旧は困難となります。
しかも壊れる時は突然ですし、故障率もそれなりです。
データのバックアップは必須です。
オーナー様はタイムマシンでバックアップしているようなので大丈夫です。
お話の中で、SSDへ交換することになりました。
500GのSSDを取り寄せます。
500GのSSDも値段は徐々に安くなってきて使いやすくなりましたね。
2.5インチSSD取り付け・OSインストール
SSDは2.5インチのSATAタイプのためHDDと同様に取り付けます。
OSは10.11 El Capitanをお使いなので、USBインストーラーを使い入れようとしましたが、何故か失敗。
代わりに、10.10 Yosemiteをいったんインストール。
そこに10.11 El Capitan自体をコピーしてからインストールして、無事にEl Capitanを起動させました。
さすがにSSDなので作業も早く済みました。
最後に内部・外部の清掃をきちんとしてのお返しとなります。