Macbook Air 2020 炭酸飲料による水濡れ・分解

Macbook Air 2020 水没洗浄処理

今年の3月に発売されたばかりのMacbook Air 2020。
購入から10日ほどで炭酸飲料をかけてしまいました。

さすがに1週間半で水没はショックでしょう。
すぐに使用をやめて、翌日のご相談をいただきました。

Macbook Air 2020の分解

水没であるため迅速な洗浄処理が必要です。
早速分解をしていきますが、あまりにも新しいので手探り状態での分解です。
裏面写真は撮ってありませんが、ねじを取って蓋を外せば問題ありません。

大半のスペースをバッテリーが占めています。
ロジックボードはメモリーもSSDもWifiカードも直付けですので、基板はシンプルで小さいですね。
最初に外すのはバッテリーのコネクター(赤の四角)です。

各種ケーブル類を取りますが、金属のカバーが3つあるのでその下のコネクターも忘れずに。
青四角の部分には映像の信号コネクターなどがあります。金属カバーとその下のねじも取ります。
液晶上半身に繋がるケーブルがありますが、先に無線アンテナ(赤丸のある金属部分)を外さないとなりません。
赤丸のネジを4つ取ります。

無線アンテナとロジックボード

無線アンテナはねじを取っただけでは取り外せません。
アンテナの中央部の端が左右2ヶ所、黒いテープで留められています。

2ヶ所のテープを取るとアンテナが外れ、液晶上半身が外せるようになります。
ロジックボードは先に取り外してありますが、ネジは6個です。

スピーカー・バッテリーとFAN

スピーカーは取り外し済みですが、青い四角の部分でテープ止めされています。
なかなか外しにくいですが薄いプレートを差し込んで取り外します。

Fanの左側にある基板は電源ボタンにケーブルが繋がっていて無理に引っ張るとケーブル破損しそうですが、やっかいなことにこの基板の下にFanの止めねじが1個隠れています(緑の丸部分)

赤い四角の部分はバッテリーの基板です。ネジは2個です。
バッテリーは金属のプレートに貼り付けてられていて、さらにプレートが両面テープで貼り付けられています。

金属プレート下の両面テープは写真のように引っ張って引き出してしまえば完全に取ることが出来ます。
赤い四角の部分を剥がして、そのまま引っ張り出します。
簡単に取れるのに驚きました。
金属プレートの左右の端にネジが各一個あるので外します。

ロジックボード・キーボードトップケースの洗浄

分解も出来たので洗浄をおこないました。
きちんと乾燥させてから組み立てをおこなって、起動の確認。

キーボードも全キーの入力が出来るのを確認しました。
新しい機械なのでこの後も元気でいてくれるといいですね。

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