電源が入らないMacbook Air 2017 洗浄で回復
前日キーボード部分に水をかけてしまいましたが、水分を拭き取った後も稼働していました。
そのまましばらく席を外して戻った時には電源が落ちていて、その後は電源が入らない状態となりました。
水没時は電源をすぐに切って内部の洗浄をするのが大切です。
洗浄で復旧するかどうかはわかりませんが、至急で洗浄に入ります。
分解・水濡れあり
裏面のネジを取り裏蓋を外すと、内部には明らかな水分がありました。
スピーカーの部分がかなり濡れていますね。
この機種のバッテリーはネジ止めですので、簡単に外せます。
スピーカーはテープで貼られていますが、割と簡単に剥がせます。
ロジックボードに錆あり
液晶トップボードも外してあります。
ロジックボードは両面に錆が出ていました。
洗浄
しばらく洗浄液に浸しておいてからブラシでこすります。
キーボード部分も浸して洗っていますが、キーボードは短時間で済ませています。
洗浄した後翌日まで乾燥しておきます。
組み立て・回復
ロジックボードの細部を翌日確認して、追加で部分的な洗浄をします。
乾いたのを確認してから組み立てをおこないます。
ケーブルやコネクターが小さいので、神経を使いますね。
仮組み状態で電源アダプターをつないだら、自動的に電源が入りました。
水濡れで電源が入らなくなったときは、この瞬間が一番緊張します。
今回は水没後まだ乾ききっていない状態で、対処が早かったので回復できたようですね。
バッテリリーやSSDも組み戻していき、OSの起動も確認できました。
キーボード部分にかなりの水がかかっているのでキーボードの入力確認もしましたが、入力に問題は見つかりませんでした。
今回は非常にうまくいった方ですね。
確認・ご返却
オーナー様に確認していただきご返却となります。
「ほとんど諦めていたので、助かりました。」
とお喜びいただけました。
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