NEC PC-LS700SSW-E3 LS700/SSW-E3 ウィルスバスター旧バージョンによる起動不良
起動できるようになったので、ウィルスバスターの様子を確認します。
ウィルスバスターが起動した後に画面を出してみたところ、「サポートされていないソフトウェア」と表示されました。
ウィルスバスターの月額版です。
契約期限切れのウィルス対策ソフトは危険
ウルスバスターの月額版はプロバイダー契約のセット契約になっています。
プロバイダーを変更した後そのままになっていたようで、Windowsの更新によって起動不良の不具合を起こしました。
ウィルスバスター月額版のバージョンが10.0となっていますが、このバージョンのサポート終了は「2017年12月31日」となっています。
4年半前から期限切れの状態となっていたことになります。
ウィルス対策ソフトの期限が切れた場合は契約更新をするべきなのですが、更新をしない場合には期限切れのウィルス対策ソフトを削除して、Windows標準のDifenderに切り替えてください。
期限切れウィルス対策ソフトが残っていると、むしろ害しかありません。
今回のようにWindowsの更新で起動出来ない不具合さえ起きることがあります。
ウィルスバスターの削除によって、Windows Dfenderが有効になり、起動不良も解消されました。
HDDを取り外さずにファイル名を変える
HDDを取り外して別パソコンでファイル名の変更をするのが簡単なのですが、HDDを取り外さずにおこなうことも出来ますので、その方法を書いておきます。
パソコンの起動はUSBメディアからおこないます。
「Windowsのインストールメディア」か「回復ドライブ」を使って起動します。
「詳細オプション」から「コマンドプロンプト」を起動させます。
notepadと入力の後Enterを押して「メモ帳」を起動させます。
Cドライブ(Cではない場合も有り)の\Windows\System32\driversを開きます。
このときに「ファイルの種類」を「すべてのファイル」に切り替えます。
tmcomm.sysを探して右クリック→「名前の変更」でファイル名を変更します。
変更した後も表示されているファイル名が変わらない場合がありますが、通常は変更されていますので再起動をかけてWindowsの起動を確認します。
正常起動できれば成功です。
最後に重要事項です。
期限切れのウィルス対策ソフトはすぐに削除してください。
また、ウィルス対策ソフトの2重化も害しかありません。
ウィルス対策ソフトはパソコン1台に1本のみとしてください。