LENOVO ThinkCentre M93z Type10AE HDDポート不良・m-SATA SSD追加
ヤフオクで中古購入後、1週間で「no operating sysem found」となり起動しなくなったパソコン。
そのまま1年ほどたっていますが修理をすることになりました。
「no operating sysem found」なので通常はHDD故障と思いますが、今回の原因は別のところにありました。
分解はレバーを引くだけ
内部にアクセスするのは非常に簡単です。
まず足部分を外します。レバーを上方向に上げながら足の下部を引き上げれば外れます。
次は裏カバーですが、これも下部の左右にあるレバーを外側にスライドさせれば取り外せます。
とても合理的ですが、強度は少し心配ですね。
HDDにエラーありで交換
HDDはやはり不良セクターが発生していて、交換が必要でした。中古での購入時にはWindows10のクリーンインストールがされていたようです。
HDDを正常品に交換してWindows10をインストールしてドライバー調整をすれば終わるはずです。
Windows10インストールで不具合
Windows10のクリーンインストールを試みましたがうまくいきません。
Windows10のインストール画面でHDDは認識していますが、「Windowsをインストールすることができません」となってしまいます。
HDDを変えたら、インストールファイルのコピーは始まりましたが、気がつくと初期画面に戻っていました。
さらに違うHDDに変えてみたら、今度はWindows10のインストールが出来たのでですが、再起動で「CRITICAL PROCESS DIED」のエラー。
この後「no operating sysem found」となってしまいました。
HDDを外してm-SATAのSSDにOSインストール
BIOSで確認すると、このパソコンには「SATAポート」3個ありますがドライブはHDDとDVDの2台しか搭載されていません。
改めて確認すると、マザーボード上にm-SATAのソケットが空の状態で見つかりました。
どうやらHDD用のSATAポートが不具合を起こしているようなので、HDDはあきらめてm-SATAのSSDを使ってOSをインストールすることにします。
SSDにWindows10をインストールすることは問題なく出来ました。
その後の再起動も通常通りで正常です。
ドライバー等調整・アップデート
ここからは通常の手順ですね。
まず、ドライバーのインストールをおこないデバイスの認識をさせます。
LENOVOのアップデートツールもインストールできたので、確認・インストールをおこないました。
Windows10も最新の状態にして、各種の確認で作業終了となります。
ヤフオクだと、中には故障状態の物を販売しているようなことがあります。
出品者の評価を確認しないといけませんね。