Lenovo 330-15IGM 自動修復画面になる

Lenovo ideapad 330-15IGM Type 81D1 SSD換装・メモリー増設

以前データ復旧のみでお預かりしたパソコンを、SSD換装・メモリー増設の上で修理したいと再度お持ち込みいただきました。

Windows10からWindows11へアップグレードしたあと自動修復画面になったり「BAD SYSTEM CONFIG INFO」というエラー画面になったりしてWindowsが正常起動しません。

HDD故障

前回データ復旧を行った際に、HDDがエラーを抱えていることがわかりました。
Celeron N4000・HDD500GB・メモリー4GBということもあり動作がもともとかなり遅かったそうです。
せっかくWindows11にできるので、高速化して修理したいとのことです。

データ復旧事例:正常起動しないLenovo 330-15IGMからデータ救出(パソコンドック24オフィシャルサイトブログ)

分解:HDD

裏面のネジを全て外し、光学ドライブを抜き取ってからパネルを外します。

HDDは左下にあります。
バッテリーコネクターを抜いてからHDDを外します。

HDDステータス:注意

HDDのステータスは当然注意状態です。
データ復旧などで負荷をかけているので、前回のチェック時よりも悪化しています。
データはすでに抜き出してあるので、今回はデータ保全を行いません。

メモリースロットは1つのみ

このあたりの機種に多いのは、直付けメモリーの上に増設スロットがあることです。

しかし今回は直付けメモリーがなく、1つしかないスロットに4GBメモリーが1枚差されていました。
通常は4GBメモリーを増設して8GBにするのですが、今回は交換するしかないようです。
メモリーのチェックテストでは異常検出はありませんでした。

SSD換装・メモリー交換

500GBのSSDを組み込み、4GBメモリーから8GBメモリーへと交換します。
内部清掃を行ってから組み戻しです。
新品とはいえ初期不良の可能性もあるので、しっかりチェックテストを行ってから修理を進めます。

Windows11クリーンインストール

Windows11をSSDへクリーンインストールし、メーカーサイトからダウンロードしたソフトウェアを使用して調整していきます。
Windowsの更新や使いやすい形への設定変更を進めます。

外部清掃・返却

外部清掃を行い、各種機能の確認を行ったら返却です。
高性能CPUに比べればもたつきは感じますが、それでもかなり高速化できました。

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