iMac 2013 Late 27inch 液晶パネル異常・交換
iMac 2013 Late 27inch
電源を入れると青い縦ラインが出て先に進めません。
綺麗な青ラインですが、パソコンとしては役に立ちませんね。
分解・液晶パネル取り外し
診断のためには液晶パネルを取り外さないといけません。
専用ツールで両面テープを切り剥がしていきます。
上と左右を剥がしたら、慎重にパネルを持ち上げます。
上げすぎるとケーブルを傷めます。
赤枠の部分にコネクターが2つあるので慎重に外します。
パネルを90度まで立てて、下部のテープを取ればパネルが外れます。
診断・HDD診断&液晶仮取り付け
HDDの取り方です。
HDDの隣にあるスピーカーのネジを取り、少しずらすとHDDの止めねじが見えます。
ネジを外せばその金具ごと上に上げて、斜めに引っ張るとHDDは取り出せます。
S-ATAケーブルを先に外しましょう。
写真はHDD交換後です。
HDDは使用時間が20000時間近くなっていたので、正常ではありますが予防交換することになりました。
肝心の画面表示は、仮の液晶に変えてみたら正常に写りました。
液晶パネル故障で確定です。
液晶パネル取り寄せ・HDDクローン交換
パネルは取り寄せとなります。
今回は海外取り寄せでしたが、1週間ほどで入荷。
HDD交換は、HDDの内容をそのまま新HDDにクローンコピーします。
環境はそのまま「10.14 Mojave」で、データやソフトもそのままです。
ただ、今回はHDDの温度センサーケーブルを取り付けないので、「Macs Fan Control」をインストールしてFan制御をします。
温度センサーがないと内蔵Fanが全開になります。
内部清掃・起動確認
iMacの内部は密閉されていますので、開封した場合には掃除が必須です。
すでに5年たっていますのでなかなかのホコリでした。
ブロワーなどを使いきちんと掃除します。
これで放熱も良くなり、機械のもちも良くなるはず。
最後に、液晶パネルを両面テープで貼り付けます。
起動・動作の確認をして返却となります。