HP 250 G7 電源ジャック交換補修
HP 250 G7の電源が入らないとご相談です。
パソコン側の電源ジャックの内部が破損してしまい、充電も切れて電源が入らない状態です。
目視で確認したところ、内部にあるプラスチックのガイドピンが折れてしまっています。
電源ジャックのパーツ交換が必要ですね。
分解・ジャック確認
最初にバッテリーを取り外してから作業となります。
赤丸の部分が電源ジャックです。
電源ジャックはヒンジ金具の下になっていて、ケーブルはマザーボード基板の下を通っています。
ジャックを取り外して確認してみると、内部のピンが完全に破損していました。
このタイプのジャックではありがちな壊れ方です。
中古の正常ジャックとつなぎ替え
ジャックを交換しないといけません。
通常ではパーツ型番などから同一のものを探して取り寄せします。
今回はお急ぎだったこともあり、中古で確保していた同型ジャックと交換することにしました。
ただ、ジャック自体は同型で使用が可能ですが、マザーボード側のコネクター形状が違います。
元コネクターは横1列のピン配置ですが、中古パーツは2段のピン配置となっています。
こういった場合は、元コネクターを流用します。
ケーブルを切断してジャック部とコネクター部を、ハンダでつなぎ替えします。
ケーブルをマザーボード下に通すのに少々苦労しましたが無事に交換ができました。
組み立てて差し込み具合を確認します。
問題なさそうですね。
Windows起動・充電確認
バッテリーの充電も確認します。
100%までの充電確認もできました。
そのほかの機能確認もおこなってご返却となります。
今回は中古ジャックがありましたが、パーツによっては取り寄せ交換となります。
その場合は取り寄せのための日数がかかるため、修理期間が長くなることがあります。
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