HP 15-cc001TX FAN交換・バッテリー取り外し・SSD交換
エラー表示は確認してみると2種類出ていて、「バッテリーエラー」と「FANエラー」です。
起動自体は出来ますが、毎回出るのは困ります。
バッテリーエラー表示。
こちらはFANエラー表示で、バッテリーエラー表示の後に出ます。
分解・内部確認
FAN固着・バッテリー膨張
最初に気づくのはFANの詰まりです。
茶色くびっしりと詰まっていて、FANが固まり回転しません。
ここまでひどいと交換するしかないでしょう。
もう一つ出ているエラーのバッテリーは膨張していました。
こちらも交換しないとバッテリーは使用出来ないのですが、ほぼ持ち運ばないとのことなので今回はバッテリーの取り外しで対応をします。
バッテリーの膨張のせいでトラックパッドのクリックが来ていないので、完全に取り外してしまいます。
FAN取り寄せ・交換
FANを取り寄せるため外して型番の確認をしますが、シールにある型番では同じ物が見つかりません。
かなり手間はかかりましたが、同じ物が見つかり発注が出来て交換が出来ました。
SSD容量不足・換装
SSDとHDDの2ドライブ構成ですがSSDは128Gと小容量で、空き容量が5Gほどしかありません。
オーナー様がご自身でユーザーフォルダーをHDDのDドライブに移動させているのに空き容量が足りません。
SSDは空き容量が少ないと劣化が進みますので、この機会に250GのSSDに交換してシステムを移行します。
128G SSDから250G SSDにデュプリケーターでクローンを取ってから、パーティーションの調整をおこないました。
ソフトウエアで調整コピーを取るよりも確実に動作します。
空き容量も100G以上でSSDも新品になったので、起動も速くなりました。
クローンで環境はそのまま移行していますので、ソフトやデータもそのままです。
エラーも出なくなり快適な状態でご返却となりました。