HP Pavilion 14-dv0000(9WF41AV) メモリーソケット故障
大学生の方が使用していて、持ち運びしやすい14インチパソコンです。
電源ボタンを押すとLEDランプだけは点きますが、それ以外の反応がありません。
電源投入時のチェックで止まっているように見えます。
バッテリー取り外しでは変化なし
LEDランプだけ点いて起動しないときは、バッテリーを外しバックアップ電池も外してリセットをかけると起動することがあります。
分解して確認をします。
HPのノートパソコンはバックアップ電池がありませんので、バッテリーを外して試します。
残念ながらバッテリー取り外しでは電源は入りませんでした。
メモリー2枚中1枚取り外しで起動可能
その次の確認事項はメモリー不良かどうかです。
4Gのメモリーが2枚挿さっています。
メモリーは黒いシートの下にあります。
右側にあるメモリーを外してみたら電源が入りBIOS画面が出せました。
メモリー1枚が故障しているかと思いましたが、そうではありませんでした。
左側にあるメモリーを右に挿すと電源が入りませんし、先に抜いたメモリーを左に挿して1枚だけにすると電源は入ります。
右側のソケットにメモリーを挿すと起動しないことがわかりました。
メモリーソケットが片方故障しています。
メモリーテストを1枚ずつおこなって、メモリーは2枚とも正常が確認できました。
8G 1枚メモリーに交換
元のメモリー量は4G 2枚で8Gです。
片方のメモリーソケットしか使えませんので、そのままだとメモリーは4Gしか使えません。
メモリーが4Gではやはり少ないので、8G1枚に交換することになりました。
メモリーソケットが2個ある場合、4Gを2枚で8Gにするのが普通です。
現在のパソコンでは、メモリーが2枚ある場合2枚のデータを同時に読み書きいたします。
(デュアルチャンネルアクセスといいます)
メモリー2枚挿しの方が有利ですが、ソケットが1個しか使えないので8G 1枚となります。
メモリーテスト・起動確認
新品の8Gメモリーに交換しましたので、改めてメモリーテストをおこないます。
新品でも稀に初期不良がありますので、交換後のメモリーテストは必須です。
メモリーテストで正常なのが確認できましたので、SSDを組み戻してWindowsを起動させます。
機能確認をしてご返却となりました。
パソコンドック24本部サイトでもブログを公開中
こちらもご覧ください。