DELL Vostro 3558 お茶がかかり電源が入らない
かなりの量のお茶がかかってから1ヶ月後の持ち込み来店です。
お茶がかかってすぐに電源を落とし、外を拭き取り裏蓋を開けて乾かせました。
2週間後に1度電源が入らなくなったが復活したので、そのまま使用。
更に2週間後にまた電源が入らなくなってのご依頼となりました。
さて、錆とか出てないといいのですが。
洗浄診断のため完全分解
裏側にあるねじは前部で21個。DVDドライブを外したその下に3個の隠しねじがありますのでとりましょう。
キーボードを外した後、キーボード下にある6個のねじも外します。
ここまで来ると、本体の裏蓋が取り外せるようになります。
ケーブル類が多いので順次外します。
内部で外すねじは3個です。すでに電源スイッチボードは外してあります。
基板・ケーブルにお茶のシミあり
マザーボードを取り外したところです。この後、CPUファンも取り外します。
色の関係でわかりにくいですが、ケーブルや基板にお茶染みがありました。
でも、明らかな錆は特に見当たりません。思ったより状態は良さそうです。
洗浄処理
液晶部上半身・スピーカー部分以外を洗浄します。もちろん、HDDとDVDドライブは除きます。
翌日には乾燥させながら、ブラシで追加清掃をします。
それから逆手順で組み立てを行いますが、きちんとした場所にそれぞれをはめ込むのは意外と手間がかかります。
起動確認・キーボードに若干の難あり
無事に電源は入り、Windowsの起動も確認できました。
念のために、この段階でメモリーのテストもしておきます。
キーボードの「スペース」と数字キーの「6」がたまに誤入力や反応が悪いときがあるのがテストでわかりました。
でも、実使用に問題が出るほどではないのでキーボード交換はしないことになりました。
水没時は電源を入れず、できるだけ早くご来店いただけるようお願いをしておきました。
2度目はないようにしたいですね。