DELL Studio XPS 8100 HDD交換・Windows10クリーンインストール
XPS 8100 初代Core iシリーズ搭載のパソコンで2010年発売のWindows7機です。
Windows10にアップグレードしていましたが修復画面になり起動が出来ません。
9年以上も使用しているので、HDD故障が可能性大ですね。
HDDエラー・リバースコピー
HDDを取り出して検査をしたら、やはりエラーが出ていました。
HDD故障によってOSが読み出せなくなっているようです。
データが必要ですので、HDDのクローンを取りますがコピー専用機でも止まります。
そのため、リバースコピーに切り替えるとなんとかコピーが進みコピーを完了することが出来ました。
その結果、内部データにアクセスできるようになり、480Gのユーザーデータが取り出せました。
2TのHDDに交換
元々は1TのHDDが搭載されていましたが、データが大量のためCドライブの空き容量がほとんど残っていませんでした。
オーナー様の意向で2TのHDDに変更して容量を倍増させます。
CドライブとDドライブに分割して、救出したデータはDドライブに総てコピーします。
これで、Cドライブにも余裕が生まれます。
Windows10クリーンインストール
10年ほど前のパソコンでCPUも初代Core iシリーズであり、DELL・INTELどちらもWindows10非対応としているパソコンです。
当店としてもWindows10を推奨はしていません。
実際のところ、「Windows10は使用可能であるが保証の限りではない」パソコンです。
その部分をご承知いただいた上で、Windows10をインストールすることになりました。
旧環境を引き継ぐと不具合を起こしやすくなるのを避けるため、Windows7からのアップグレードではなくWindows10のクリーンインストールをします。
インストールディスクでのWindowsインストールを行ってから、ドライバー・必須ソフトの調整を行います。
無事、通常使用の環境が出来ました。
古めのパソコンではありますが、もうしばらく頑張ってもらえると思います。
返却時に、データ保護のために救出データを別媒体にコピーして2ヶ所保存していただくようお願いをいたしました。