メイン基板交換
検査の結果でマザーボードの故障は判明していますので、交換をしていきます。
メインの基板を交換してアダプターの通電ランプは消えなくなりました。一度は正常に起動も出来るようになりWiondowsの起動も確認しました。
しかし、翌日になると電源ボタンを押しても電源が入りません。まだどこかに不具合があるようですね。
バッテリーを外してアダプターのみをつなぐと、勝手に電源が入りました。
Windowsも起動しましたがシャットダウンをして電源が切れても、10数秒すると勝手に電源が入ってしまいますし、電源ボタンを長押ししても電源を切ることが出来ません。
サブ基板も交換
ケーブルを順番に外しての検証をおこないました。最終的に判明したのはメイン基板の右上につながれているサブ基板の不良でした。
この基板のコネクターを抜いてみたら通常通りに電源のオン・オフが出来るようになりました。
サブ基板の不良で電源が入らないこともたまにありますが、今回の症状はなかなかやっかいで原因特定にかなり時間がかかりました。
正常起動を確認。
アダプターの警告
オーナー様が持参されたアダプターは65Wのものですが、オリジナルは90Wのアダプターであると出ています。
DELLのサイトで調べると確かに出荷時構成では90Wのアダプターが添付されています。65Wのアダプターでも使えないわけではありませんが好ましくはないですね。
DriverUpdateが起動する
起動した後、調べてみると「DriverUpdete」がインストールされています。
ニセ警告詐欺ソフトです。調べると「SlimCleaner Plus」もありました。
こちらも「DriverUpdete」の仲間で迷惑ソフトです。
こちらについては削除法をお教えしてお返しすることにします。
「SlimCleaner Plus」は不要なファイルや設定をきれいにしてくれると謳うものですが、変にいじられるとWindowsが不安定になります。
「DriverUpdete」はドライバーを最新版にしてくれるらしきソフトですが、ドライバーはそもそも最新版がいいわけではありません。その機種とOSにあった物が入っていないといけないのでむやみに更新する物ではありません。
どちらも効果が期待できない物を購入させようとする詐欺ソフトです。
こういったソフトは気づかないうちに自分でインストールしてしまっていることが多いです。
自衛が必要なので「ウイルス・マルウェア対策について」をご覧ください。