BUFFALO 外付けHDD 端子折れ・データ救出

BUFFALO USB接続HDD 端子折れで領域破損

USBタイプの外付けHDD。USBの差し込み端子が折れて破損しています。
挿しっぱなしで持ち運んだりすると端子が折れる可能性は高くなります。

HDDは1Tでデータ量も多くありそうです。データの救出をしていきます。

端子が完全に折れているため分解をする

HDDの受け側端子は折れてUSBケーブル側にありました。

この状態では、ケースを分解してHDDから直接データを取り出すしかありません。
ケースははめ込まれているだけですが、堅くてなかなか外れません。

取り出した後の基板はこんな状態でした。

HDDは正常もパーティーションが飛んでいる

取り出したHDD自体は幸い故障もなく正常でした。

しかし、作業用パソコンに繋いでも認識してくれません。ディスクの管理を開いてみると「ディスクの初期化」のメニューが出て来ました。
内容(パーティーション)が完全に飛んでいました。

未使用のHDDとして扱われていますね。
電源が入っているときにコネクターが折れて、データが飛んでしまったのかと思われます。この場合ディスクの初期化等をおこなうとデータの復元率が落ちてしまいます。
そのままの状態でデータの復元処理をしていきます。

HDDのスキャン・復元

Windows上では内容を認識することができませんので、HDDの全体スキャンをおこないます。
スキャンにはかなり時間がかかります。スキャンが終了したら250Gほどのデータが認識できました。
ここまで来ればあと一息です。

データが250Gあるので、外付けHDDに取り出していきます。
今回は当店に在庫しているUSBの外付けHDDをご購入いただいて、データを保存していきます。250Gあると時間はそれなりにかかります。

無事にデータの取り出しができました。
データのご返却時には、データの保護についてお話をさせていただきます。
また、今回お渡ししたデータについても持ち帰った後すぐに、複製を作成していただくようお願いをしました。
せっかく復旧をしてお渡ししたデータをお客様が消してしまうという事故が過去にありました。
やはり重要なデータは2重化をするのが必須です。

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