BTOパソコン 動作が遅くて操作できない
Windows8.1を10にアップして使用しているBTOパソコン。
なんとか起動はするものの、遅くてまともに使えません。
起動ドライブははSSDです。
SSDの診断
パソコンで故障率が高いのはやはり、HDD・SSDです。
そのため、最初に診断するのは起動ドライブです。
2.5インチのSSDです。
SMARTの検査では「正常」でした。
しかし、SSDの不調はこれだけではわかりません。
SSDについては全域のスピードテストをおこないます。
スピードテストで異常
大きく乱れています。
頻繁に読み出しが止まり、再読込が発生してるのがわかります。
実際にクローンを取ってみても、通常の3倍程度の時間がかかりました。
ベンチマークテストは異常で途中終了してしまいました。
SSDは突然、まったく読み出せなくなることがあります。
それとは別に、読み書きが安定せずアクセスがまともに出来なくなることがあります。
SSDの診断は単純に判断をすることが難しいため、いくつかのテストを組み合わせて判断をしていきます。
今回、SSDの交換は確定です。
ウイルス感染有り・クリーンインストール
SSDの読み出し不良では時間がかかってもクローンコピーはなんとか取れることがあります。
今回もそのまま起動は出来そうでしたが、検査で「トロイの木馬」が見つかりました。
元々Windows8.1を10に上書きアップグレードしているので、クリーンインストールで環境を作り直すことにしました。
マザーボードやグラフィックボードから調べて各種ドライバーをインストールします。
Windows Updateも済ませて、最新にしました。
清掃・チェック
SSDの使用時間も2万時間を超えているので、内部はかなりホコリがたまっています。
修理のついでに内部の清掃をおこなっておきます。
パソコンにホコリは大敵です。