Windowsの上書きアップデート
コンポーネントストアの修復も試しましたがうまくいかないため、Windows10の上書きアップデートをおこないました。
元バージョンはWindows10 v21H1ですのでv21H2にアップデートします。
Windowsを起動させた状態で、v21H2のUSBインストーラー内の「Setup.exe」を実行してv21H2のインストールを進めます。
USBインストーラーでの上書きアップデートは「修復インストール」になりますので、重要なシステムも修復されます。
Windows10 v21H2にアップデートされました。
システムファイルチェッカー再実行
アップデート後はスタートメニューのアイコンも元に戻り、右クリックで「管理者として実行」も選べるようになりました。
コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動させます。
「sfc /scannow」を実行した結果は「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらは正常に修復されました。」となり、sfcは正常に終了しました。
上書きアップデートで「ストアコンポーネント」が正常になり「システムファイルチェッカー」で破損ファイルが修復されたということです。
正常に使用できる環境が取り戻せたと思います。
修復なのでユーザーデータもそのまま残っています。
ただし、各ソフトでエラーが出ないとは言い切れませんので、エラーの場合はソフトの再インストールが必要になるかもしれません。
SSD 240GでWindows10クリーンインストール修理
修復での検証をおこないましたが、オーナー様の希望で修理そのものは新品SSD 240GにWindows10をクリーンインストールして、環境をきれいにすることとなりました。
環境を引き継ぐ場合よりきれいな環境で調整をおこないますので、間違いなく快適な環境を構築できます。
納品前の最終確認です。
今回はOSの新規インストールとなりましたが、修復が可能なら環境そのままの移行できるかもしれません。
試してみる価値はありますね。