東芝 T75/NR DVD再生が出来ない・ヒンジ割れ

東芝 PT75NRP-BHA T75/NR リカバリー&ヒンジ補修

元OSはWindows8.1でWindows10にアップデートして使っていますが、DVDが再生できません。

再生ソフトが3つほどインストールされていて、どのソフトでも再生が出来ませんが1種類のソフトでは音だけが途切れ途切れに出ます。
再生ソフトのWindows10対応と、ビデオコーデックの競合あたりが原因でしょうか。
また、店頭で気付いたのがヒンジ部の破損です。

本体側のねじ受けが破損しているとみて間違いありません。

オーナー様の希望でOSは初期OSの8.1にリカバリーをおこなうことになりました。
東芝のパソコンには「東芝 Blu-ray Disc Prayer」というソフトが標準で付属しています。
リカバリーをすればDVD再生は出来るようになります。

問題なのは、Windows10になっているために8.1へのリカバリーができないことです。
「初期状態に戻す」や「0押し起動」でのDtoDリカバリーが出来ません。

こんな時は独自手法でリカバリーメディアを作成します。
リカバリーメディアが作成できたので、HDDの内容を削除してリカバリーの上リフレッシュパックを施します。

クリーンインストールでは「東芝 Blu-ray Disc Prayer」も無くなってしまいますが、リカバリーなので付属ソフトもそのままです。

順序は逆ですが分解です。
この機種はおなじみのタイプですね。
最初にバッテリーを止めている2個のネジを取って、バッテリーを取り外します。
その後は裏面のネジを取りますが守りの蓋の下にもネジがあります。

割れているのは写真左側のヒンジ部分のねじ受けです。

液晶上半身を取り外してみたらねじ受けはすべて取れていました。

このままだと反対側のねじ受けも割れてしまいそうですね。
まだ今なら片側だけの補修で済みそうです。

補修済みです。見た目ではわかりにくいですが、下側でがちがちに固めてありますので強度は保てます。
念のため、ヒンジ部蝶番のネジを左右とも緩めて、開閉時のテンションを落としておきます。

すべて元通りに組み立てます。
起動させて各種機能の確認をします。
開け閉めの確認も念入りにおこない完了です。