東芝 PT75AGP-BJA2 T75/AG HDD交換・リカバリー・データ救出
青い画面でエラーが表示されて起動できないノートパソコンです。
何らかの理由によってWindowsが破損しているようですね。
多くの場合はHDD故障かウィルスがらみのことが多いですがまず、分解診断をおこないます。
裏蓋を外してHDDの取りだし
このタイプのパソコンは何度も登場しています。
バッテリーを外し、メモリーの蓋を取り見えているネジを全部取れば内部が見られます。
HDDケーブルはフィルム状のフラットケーブルなので破損させないように取り外します。
HDDエラーが原因
取り出したHDDを作業用パソコンで検査すると、エラーが発生していました。
数値状はそれほでではありませんが、状態はあまりよくないようです。
HDD故障が原因でOS起動ができないのでしょう。
データの救出もご希望なので、HDDのコピーを取っておきます。
データの確保はすんなりと終了しました。
マルウエア検出
無事にHDDのコピーが取れたので、HDDを使ってウィルスチェックをします。
診断時には必ずウィルスチェックをおこなっています。
結果、マルウウェアが多数発見されました。
こうなると、OS破損の原因としてマルウェアも考えられますね。
HDDは新品に交換するので、マルウェア一掃のためにもリカバリーをすることになりました。
リカバリー
東芝のパソコンでは起動時に「0」を押して電源を入れると、リカバリーメニューに進めます。
Windows10のパソコンではリカバリーができないことも多いのですが、今回は問題なさそうです。
リカバリー終了後リフレッシュパックで調整・アップデータをおこないその他の機能に問題がないのを確認します。
救出しておいたユーザーデータを新しい環境にコピーします。
MS Officeとメールもオーナー様の情報を元に設定が完了して、使用可能になりました。
ウィルス・マルウェアに対する注意点をご説明の上でお返しいたしました。