東芝 PT55VWS-BJA3 T55/VW 通常手順のリカバリーができないPCをリカバリーする
パソコンを使用していると、異様に遅いしフリーズしてしまいます。
特に、ネット閲覧時やWORDの使用時に頻発して使用に耐えません。
内容からして、ウイルス・マルウエア感染が疑われます。
まずハードウエアの検査
このパソコンは裏のカバーを全部取らないとハードディスクが外せません。
最初にバッテリーとメモリーカバーを外すため、ねじを3個取ります。
次いで、10個のねじを外します。DVDドライブを取り外してから裏面のカバーを外していきます。
これでHDDの取り外しができます。HDDの検査結果は正常・メモリーも異常なしで機械的な不具合は見受けられませんでした。
ウイルスあり・リカバリーができない
HDDをコピーした上で、ウイルスの検査を行います。案の定、ウイルス・マルウエアが多数発見されました。
データは不要とのことなので、リカバリーをすることに。この機種のリカバリーは、起動の選択画面からとなります。
リカバリーするにはディスクかUSBデバイスを使うように指示されました。
リカバリーデータからリカバリーメディアを作成してリカバリーをする
Windows10のパソコンは、リカバリーをしようとしてもエラーでリカバリーできないことがあります。
これはWindows10が度重なるバージョンアップを行っているため、リカバリーデータを認識できなくなるのが原因のようです。
購入時にリカバリーメディアを作成しておけば慌てる必要はないのですが、残念ながら作成している方はほとんどおられません。
この場合、通常修理ではOSをクリーンインストールしてからの調整となりますが、この場合は付属のソフトはあきらめることになります。
でも、年賀状作成ソフトやDVD視聴ソフトぐらいはあってほしいですよね。
ということで、内部データからリカバリーメディアを作成していきます。
使えるリカバリーメディアができたので、そのままリカバリー(リフレッシュパック)をしていきます。
ここまでできれば後は通常の作業として進めることができます。
MS Officeの有効化やアップデートも終わらせてから、各種点検して終了です。