東芝 PT45-38MSXGY T45/38MGX 自動修復失敗・リカバリーメディア作成
Windows8.1のままで使用しているパソコンですが、自動修復を繰り返して起動ができません。
こういった場合に多いのはHDDが故障しているケースです。
今回の原因もHDDエラーでした。
分解・HDD検査
分解してHDDを取り出します。
バッテリーはネジ止めされているので2個のネジを取ります。
HDDを取り外してチェックするとエラーが出ていました。
起動できない直接の原因はHDD故障です。
エラーの数値はそれほどでもありませんが、HDDのコピーをしてみると途中で止まり進んでいきません。
数値より状態が悪いようです。
機械を変えてなんとかコピーは完了しました。
リカバリーができない
今回の修理では元環境のWindows8.1を希望されていますので、コピーしたHDDを使ってリカバリーを試してみます。
東芝のリカバリーは基本的に「0」を押して起動させます。
通常は、回復環境で「Toshiba Maintenance Utility」を起動させてリカバリーメニューにすすみます。
しかし、リカバリーメニューが表示されません。
東芝に限らずWindows8以降のパソコンではリカバリーができないことがよくあります。
リカバリーメディア作成・HDD交換
DtoDリカバリーができないので、内部のリカバリーデータからリカバリー用USBメモリーを作成していきます。
手間はかかりますが正常に使用できるリカバリーメディアができました。
HDDは故障状態なので新品HDDと交換します。
右が新品です。
リカバリーメディアをUSBポートに挿して起動させると通常通りのリカバリーが始まりました。
リカバリーができたら、リフレッシュパックで調整を進めます。
今回はオーナー様の希望で、Windows8.1の最新までアップデートを済ませました。
Windows8.1のサポート終了まで1年半ほどですが、そのときにどうするかは検討されるそうです。
各種機能の確認をしてご返却となりました。